小椋藍、レコード更新スーパラップで初ポールポジション! 日本人として6年ぶりの快挙|MotoGPチェコGP
MotoGP第9戦チェコGPの予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、小椋藍だった。
Ai Ogura, Trackhouse Racing
写真:: Gold and Goose Photography / Getty Images
ブルノ・サーキットで開催されているMotoGPチェコGP。予選でポールポジションを獲得したのは、日本人ライダーの小椋藍(トラックハウス)だった。
気温28度の暑さの中で始まったチェコGPの予選。プラクティスのタイムによるQ1とQ2のグループ分けの結果、小椋はトップでQ2への直接進出を決めた。
前戦ハンガリーGPを完全制覇したマルク・マルケス(ドゥカティ)やランキング上位のライダーも順当にQ2直接進出を勝ち取ったが、ホルヘ・マルティン(アプリリア)は僅かな差でQ2直行を逃した。
なお、カタルニアGPで大クラッシュを喫して負傷し、今回が復帰戦となっているアレックス・マルケス(グレシーニ)はQ1からの出走となった。
予選Q1のアタックではマルティンが先頭でコースイン。アタックに入ると1分51秒819の暫定トップタイムを記録した。彼に食らいつくタイムをマークできたのは、フランコ・モルビデリ(VR46)とマーベリック・ビニャーレス(テック3)、そしてアレックス・マルケスだった。
マルティンのタイムは、この時点で2番手以下のライダーに0.2秒差をつける速さだった。初日に記録された新コースレコードには届かなかったものの、かなりのハイペースだったためか、Q1ラストアタックではマルティン自身もこのタイムを更新できずに終わった。
マルティンが自己ベストを更新できなかったことはライバルたちにとってチャンスだったが、彼らもQ1後半のアタックではトップ2のタイムを上回るようなペースを発揮できなかった。
その結果、Q1前半に記録されたタイムで順位が決まり、マルティンとモルビデリがQ2進出を果たした。
予選Q2ではドゥカティのふたりが連れ立ってコースイン。マルク・マルケスが先頭でアタックに入ると、1分51秒856をマークしたものの、このタイムは後にトラックリミット違反で抹消された。そして後方でアタックしていたライバルたちが次々とそのタイムを更新していった。
暫定トップに立ったのはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)で、タイムは1分51秒643。初日に記録されたコースレコードをさらに更新した。2番手にはディオゴ・モレイラ(LCR)が0.048秒差で続き、3番手以下には小椋、ラウル・フェルナンデス(トラックハウス)らが約0.1秒差で続いた。
Q2後半のアタックが始まると、まずはフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)が1分51秒383をマークし、暫定トップに浮上。チームメイトのマルク・マルケスも1分51秒436の僅差で続いた。
それをさらに上回ったのが小椋だった。小椋は1分51秒139を叩き出し、暫定トップを更新。コースレコードをさらに塗り替えるタイムで、ポールポジション獲得に大きく近づいた。ジャンアントニオもハイペースなアタックを見せたが、小椋に届かない2番手に留まった。
まだQ2は2分ほど時間を残していたものの、暫定トップタイムを上回るライダーは現れないままセッション終了。小椋がMotoGPクラスでキャリア初のポールポジションを獲得した。なお、日本人ライダーによるMotoGPクラスのポールポジション獲得は、2020年の中上貴晶(テルエルGP)以来のことだ。
2番手はジャンアントニオ、3番手にはバニャイヤが並んだ。ポイントリーダーのマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)は4番手だった。
予選Q2
| 順位 | ライダー | # | バイク | Laps | タイム | 前車との差 | 平均速度 | スピードトラップ | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | |
79 | Aprilia | 7 |
1'51.139 |
175.013 | |||||
| 2 | |
49 | Ducati | 7 |
+0.211 1'51.350 |
0.211 | 174.681 | ||||
| 3 | |
63 | Ducati | 7 |
+0.244 1'51.383 |
0.033 | 174.629 | ||||
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