【MotoGP】ドヴィツィオーゾ「トレーニングでもリスクを負うべき」

アンドレア・ドヴィツィオーゾは、ライダーはトレーニングでもリスクをとるべきだと話した。

 ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、レース中に起こりうる事態に対処できるようにするために、トレーニングでリスクを負うべきだと語った。

 ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、先週末のイタリアGPの前に、モトクロスに乗ってトレーニングを行っていたところ、クラッシュし胸部と腹部に軽度の外傷を負った。

 またマルクVDSのジャック・ミラーやスズキのアレックス・リンスも、過去にモトクロスでのトレーニング中にケガをした経験がある。ミラーは右足の脛骨と腓骨を骨折し、リンスは右足首を部分的に骨折した。

 しかしドヴィツィオーゾは、MotoGPのレース中に起こりうる事態に備えるためにも、トレーニングではもっと限界までプッシュする必要があると考えている。

 ドヴィツィオーゾはロッシのケガについて、「いつも同じことだ。誰かがケガをしたら、その人はMotoGPではない違うスポーツでリスクをとったんだと周囲の人が文句を言う」と話した。

「でもそれについては賛成できない」

「もちろん、ベストな方法でトレーニングをマネージメントしなければいけない。でもMotoGPのレースで限界まで攻めていることを思い出して欲しい」

「限界まで攻めて、それをマネージメントできるようになるためには、それなりの方法でトレーニングをしなければいけない。残念ながらMotoGPのバイクではそのための十分なトレーニングができないので、トレーニングのためには似たような方法で違うスポーツを行う必要がある」

「モトクロスに集中する人もいるし、他のスポーツを選ぶ人もいる。たくさんのスポーツをして、トレーニングもして、それでいて楽しむことが大切だと思うけど、トレーニングは賢い方法でやらなければいけない。そして全員がリスクをとるべきだ」

「ただ家にいることもできないし、ジムでトレーニングすることもレースに出ることもできない。それがMotoGPにおいてベストな方法だとは思わない。みんなトレーニングをしなければいけないし、時にはそういうことも起こる」

スミス「チームはライダーを信頼すべき」

 KTMのブラッドリー・スミスは、昨年オシャースレーベンで行われた8時間レースにヤマハからスポット参戦した。しかしその際に右膝を負傷し、MotoGPを3レース欠場した。

 MotoGPのチャンピオンでもあるニッキー・ヘイデンがサイクリング中に交通事故に遭って亡くなったことを受けて、スミスは、ライダーがトレーニングに関して判断したことは信頼されるべきだと考えている。

「みんな様々なスポーツを行い、ケガをしたことがあると僕は思う」とスミスは話した。

「マウンテンバイクやダートトラック、モトクロス、そしてもちろん他のバイクのレースなどでもケガをした人もいた」

「ニッキーの状況も同じようなものだ。どうするっていうのさ?」

「これはチームの判断だ。もしチームが、ライダーをコットンで包みたいというなら、そうするよ。結局いつも、僕は出来る限りプロの人たちが下したプロフェッショナルな決定を信頼している」

「バレンティーノが何年もそうしてきたように、もしモトクロスに乗りたいと望めば、乗せればいい。それをミスだったと思うか、それともただの一般的なことだった、と学ぶかどうかはその人次第だ」

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シリーズ MotoGP
ドライバー アンドレア ドヴィツィオーゾ , ブラッドリー スミス
記事タイプ 速報ニュース