MotoGP オーストリアGP

エスパルガロ、鬼門レッドブルリンクでの表彰台喜ぶ「もっと悪い結果も想像してた。キャリアベストな土曜かも」

アレイシ・エスパルガロは、アプリリアが苦戦することの多いMotoGPオーストリアGPのスプリントで3位になれたことを喜んだ。

Aleix Espargaro, Aprilia Racing Team

Aleix Espargaro, Aprilia Racing Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 レッドブルリンクで行なわれたMotoGP第11戦オーストリアGPのスプリントレースで、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)は3位を獲得。苦手傾向のあるコースでの結果に、彼は喜びを見せた。

 エスパルガロは予選で4番手を確保すると、スプリントレース中も同じく4番手を走行していた。トップ3のドゥカティ陣営に対して挑むには少しペースが足りておらず、表彰台は厳しいように思えた。

 ただレース終盤、2番手を走っていたマルク・マルケス(グレシーニ)が転倒で戦線を離脱。棚ぼたの形ではあるが、エスパルガロはこれで3位表彰台を獲得することができた。

 エスパルガロはスプリントレースの結果を「とても嬉しい」と語った。レッドブルリンクは自身とアプリリアが得意とするコースではないため、この結果をより喜べているようだ。

「僕のキャリアでもベストな土曜日だったかもしれない。このコースは僕的にはかなり難しい場所なんだ」とエスパルガロは言う。

「バイクをストップさせるのにもかなり苦労していた。このコースがアプリリアにとっての“クリプトナイト”(スーパーマンの力を奪う物体/弱点)なのも確かだ」

「初日から2日目にかけて、僕らはかなりセッティングを変更した。予選ではそれが上手く機能してくれて、スプリントでも上手くいったよ。トップ3のドゥカティ勢は別レベルにあると分かっていたけれど、もの凄く離れていたわけではなかったし、僕が彼らに次ぐ位置にいたんだ。満足しているよ」

「正直に言って、レース前はもっと悪い結果になると思っていた。スタートの時は予選のように走って、どこまでいけるかを試すつもりだったんだ。でも8周走っても僕はトップ集団に次ぐ位置にいて、後ろのライダーに差を付けられるとは思っていなかった」

「興味深いね。リスクはかなり負ったことは認めるけど、なんとか持ちこたえられたよ」

 

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