【MotoGP】”アジア代表”としての中上の活躍を願う青山博一
”先代”のMotoGPレギュラー参戦日本人ライダーである青山博一が、”後輩”としてMotoGP昇格が決まった中上貴晶への期待を語った。
今季Moto2に参戦中の中上貴晶が、来季LCRホンダに加入し、MotoGP最高峰クラスに挑戦することが発表された。日本人ライダーが最高峰クラスにレギュラー参戦するのは2014年以来のこととなる。
日本人の最高峰クラスライダーとして、中上の”先代”にあたるのは、青山博一だ。青山は現在、HRC(ホンダ・レーシング)のMotoGPマシン開発ライダーを務めている。
「僕の後、しばらく(日本人の)レギュラーライダーがいなかったんで、嬉しいことだと思います」
青山はそうmotorsport.comの取材に答えた。彼は中上に対して、日本人というだけでなく、アジア人としての気構えも持って欲しいと語る。
「彼には日本人のホープとして、これからのMotoGPを引っ張って行って欲しいと思います。そして日本人としてだけではなくて、アジア人でもMotoGPで活躍しているライダーはいませんから、中上君にはアジア全体のことも考えて欲しい」
青山は前述の通り開発ライダーとしても役割を務める傍ら、アジアタレントカップの育成活動にも関わっている。その視点ならではのコメントだ。
「中上君には、アジア人ライダーが上(MotoGP)に上がっていけるような、そんな道を切り開いて欲しいと思います」
「もちろん、彼個人としても頑張って欲しいと思います。でももっと大きな目で見れば、アジア全体に対して、彼の役割は非常に大きなモノになると思います。そういう意味でも、ぜひ活躍して欲しいですね」
3年ぶりとなる日本人MotoGPライダーの誕生。中上には、様々な期待がかけられている。
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