MotoGPアルゼンチンGP決勝:マルケスが独走ポール・トゥ・ウィン! 中上貴晶は7位シングルフィニッシュ!

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MotoGPアルゼンチンGP決勝:マルケスが独走ポール・トゥ・ウィン! 中上貴晶は7位シングルフィニッシュ!
執筆:
2019/03/31 19:15

MotoGP第2戦アルゼンチンGP決勝レースが行われ、マルク・マルケスが独走でポール・トゥ・ウィンを達成。中上貴晶はドライコンディション自己ベストの7位となった。

 MotoGP第2戦アルゼンチンGP決勝レースが行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が今季初優勝を飾った。

 MotoGPクラスの決勝は、雲が遠退き青空が広がる中、気温約28度、路面温度40度のコンディションで24周のレースがスタートした。

 決勝グリッドはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がポールポジション、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が2番手、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が3番手。最高峰クラス唯一の日本人ライダー、中上貴晶(LCRホンダ)は9番グリッドからのスタートだ。

 マルケスはハード・ソフトの組み合わせでタイヤを選択。ビニャーレスは前後ソフトを選択している。また、ドヴィツィオーゾもマルケス同様ハード・ソフトの組み合わせだ。

 ホールショットを奪ったのはマルク・マルケス。後ろにドヴィツィオーゾ、ジャック・ミラー(プラマック・ドゥカティ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が続く。ビニャーレスは若干遅れる形となった。

 1周目からマルケスは速くも逃げを打とうとペースを上げる。後ろではロッシが一気にポジションを上げ2番手に浮上するも、ストレートでドヴィツィオーゾに再び躱されてしまう。一方、2番手スタートのビニャーレスはポジションを7番手まで下げてしまっていた。

 2周目が終了した時点でマルケスは、2番手以下に1秒近い大きな差を付ける。

 3周目、2番手集団ではフランコ・モルビデリ(SRTヤマハ)がロッシをパスし4番手に浮上する。そして、カル・クラッチロー(LCRホンダ)にジャンプスタートのペナルティとしてドライブスルーペナルティが科せられた旨が通知される。

 4周目、マルケスは独走を続け、2位ドヴィツィオーゾに3.5秒ほどの大差を付ける。

 5周目にクラッチローがペナルティを消化し、22番手まで順位を落とす。2番手集団では、ロッシがドヴィツィオーゾとバトルを展開。その後ろではモルビデリもミラーを躱し4位に浮上している。

 6周目、ドヴィツィオーゾがコーナーで膨らんでしまうが、なんとかポジションは維持し、ロッシから2位を奪い返す。後方では16番グリッドからのスタートだったアレックス・リンス(スズキ)が順位を上げ、9番手まで浮上してくる。

 10周目、トップ集団後方のリンスが好ペースで走行を続け、中上貴晶(LCRホンダ)を攻略して8番手に浮上する。中上もリンスを追いかける形で集団に近づいていく。

 マルケスはこの時点で8秒以上のリードを築いているが、ペースを緩めず走行を続ける。

 13周目、ドヴィツィオーゾがロッシをパスし、再び2番手に浮上。ロッシはストレートでドゥカティのスピードの前に離されそうになるが、コーナリングで差を詰めるという展開が幾度も繰り返される。

 14周目、リンスが2番手集団に追いつき、7番手のビニャーレスへチャージかけ始める。すると、ビニャーレスがラインを外したか、大きくアウト側に膨らんでしまう。中上はこれを見逃さずにビニャーレスを躱し、8番手に浮上する。

 15周目、リンスはミラーをパスしようとするも、ミラーに抜き返される。次の周回、リンスはミラーとモルビデリをまとめてパスし、一気に5番手へとポジションを上げる。

 残り6周、中上が7番手のモルビデリに接近しつつあったが、逆にコーナリングでビニャーレスにポジションを奪われる。

 残り5周、完全なセーフティリードを築いていたマルケスだが、マルケスはペースを落とさずに2番手ドヴィツィオーゾよりも1周につき0.5秒ほど速いラップタイムで周回。盤石の走りを見せた。

 残り4周、ジョアン・ミル(スズキ)はトラブルが発生したのか、ピットインしそのままリタイアとなった。

 残り3周になると、2位争いをするロッシがドヴィツィオーゾの動きを伺い始める。

 マルケスは後続に大差をつけた形で最終ラップに入る。その後方では、ドヴィツィオーゾ、ロッシの順でラスト1周に突入。ロッシはターン7のブレーキングでドヴィツィオーゾを遂に攻略。インを突き、2番手へ浮上する。

 しかしここでビニャーレスとモルビデリが揃ってまさかの転倒。ヤマハ同士での後味の悪いクラシュだった。

 マルケスは終始独走のままレースを走り切り、トップでチェッカーフラッグを受けた。今シーズン初優勝をポール・トゥ・ウィンで飾ったのだ。

 ドヴィツィオーゾを躱したロッシは、そのまま抑えきり、2位フィニッシュ。ドヴィツィオーゾは惜しくも3位となった。前を走るライダーの転倒の恩恵も受け、中上はドライコンディションでの自己ベストリザルトとなる7位を獲得した。

 マルケスは「完璧な1日になったよ! チームはとても頑張ってくれた。初めの5周が勝負で、そこで出し切ったと思う。マシンとタイヤのフィーリングはとても良かった。良いマシンだよ!」と優勝の喜びを語った。

 久しぶりの表彰台となったロッシだが、「とても嬉しい。長い間表彰台に上がれなかったからね。ドヴィツィオーゾとペースはあまり変わらなかったけど、なんとか抜き返されないように阻止できてよかった」と笑顔を覗かせながらコメントした。

 ドヴィツィオーゾは「3位には満足だよ。ドゥカティのマシンは苦手なサーキットだからね。ロッシには負けてしまったけど、ポイントを稼ぐことができて満足だ」とレースに及第点を付けた。

→【リザルト】MotoGP第2戦 アルゼンチンGP レース結果

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第2戦アルゼンチンGP
執筆者 永安陽介
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