低調スタートのバニャイヤ、アルゼンチンGP無事開催を切望「レースが減れば差が広がる……」
ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、MotoGP2022年シーズンの厳しいスタートを挽回するためにも、アルゼンチンGPが無事に開催されることを望んでいる。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
4月1日から、2019年以来の開催となる予定だったアルゼンチンGPのスケジュールに乱れが生じている。前戦インドネシアGPからアルゼンチンへの機材輸送にトラブルが発生し、到着が遅れていることで、金曜日の走行は全てキャンセルという事態になってしまった。
2日間の短縮された日程で行なわれることになったアルゼンチンGP。しかしトラブルのあった航空機が無事間に合うかはまだ不透明な部分も残っているなど、開催できるかはまだ定かではない。
この状況で、レースが行なわれることを強く望んでいるライダーのひとりが、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤだ。彼は開幕2レースで低調なスタートを切ってしまったため、レースが中止となり、追い上げるチャンスが減ることは避けたいのだ。
「今、僕は改善し、前に進むために再出発しなくちゃいけない状況にある」
バニャイヤは木曜日の取材でそう語った。彼は前戦インドネシアGPでは15位とポイント圏内ギリギリでのフィニッシュだった。
「ここでレースができることを願っている。1戦でも減ってしまえば、差は更に広がってしまうからね。もしかしたら(中止になった場合)補われるのかもしれないけど、それは知りようのないことだ。明日になれば状況が分かってくるだろう」
「即座に良いスタートを切ること、しっかりと集中することが重要になるだろう。オースティンのような沢山の作業が必要なコースで、今回のようなことが起きなかったのは良かった」
「ただコースレイアウトやセッティングの面では、インドネシアと似ている。やるべきことが残っているから落ち着いているわけじゃないけど、マンダリカでやってきたことは上手く機能すると思っている」
「とにかく、僕らのプランはこのコースにマシンを適応させていくことだ。今はコースも凄く汚れているんだ」
「こうした状況では、あまりバイクをいじくり回すことはせずそのままにして、できるだけライディングを重ねたほうがいい。誰にとっても簡単な週末にはならないだろうと思う」
「時間はあまりないから、できるだけ早く適応しないといけないね」
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