バニャイヤ、ミサノ連戦は速さにかなりの自信「僕とマルティンが一歩抜き出ている」
ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤはMotoGPエミリア・ロマーニャGP初日を非常に好調に終えた。彼は以前の転倒の影響も減り、集中してライディングできているという。
Francesco Bagnaia, Ducati Team
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第14戦エミリア・ロマーニャGPの初日は、フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)がレコードタイムを更新する速さを見せたが、以前の転倒の影響から脱して集中してライディングできていると彼は語った。
バニャイヤがプラクティスで記録したタイムは1分30秒286で、これまでのレコードを初日から更新。これは同じミサノ・サーキットで行なわれた前戦サンマリノGPのウイナーで、今回3番手タイムだったマルク・マルケス(グレシーニ)に0.3秒の差をつけるタイムだった。
タイトル争いを繰り広げているホルヘ・マルティン(プラマック)は最後に転倒でタイムを縮められなかったが2番手をマーク。バニャイヤは、自分とマルティンのふたりが、今のところ一歩抜き出た速さを発揮していると見ている。
「今日はホルヘと僕が他の皆に対して違いを生み出していたと思う」
バニャイヤはそう語る。
「より競争力があったのは明らかだ。タイムアタックでは少し先にいて、さらにレースペースでは0.4秒ほど速かった。明らかに僕らが違いを作っている」
「明日はどうなるか様子を見よう。他のライダーも必ず改善してくるだろうし、コースコンディションも良くなってくるだろうからね。でもホルヘと僕が最強のグループなのは間違いない」
そしてバニャイヤは、第12戦アラゴンGPでアレックス・マルケス(グレシーニ)と絡んで大きなクラッシュを喫した際のダメージも既に抜け、今はライディングに集中できていると語った。
「(肉体的な制限がないことは)とても有り難いね」
「今日はライディングと、バイクが何を求めているかにだけ集中することができたよ。この前のレースではバイクに乗っている時、この体でどうやっていくかを考えていたんだ。肉体的に万全でライディングにのみ集中できるというのは大きな違いだ」
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