MotoGPブリーラムテスト初日|アレックス・マルケスが最速マーク。兄マルクは2度転倒……ヤマハ下位に沈む
MotoGPのブリーラムテスト初日が終了。この日のトップタイムはグレシーニのアレックス・マルケスだった。
MotoGPのプレシーズンテストが、2月21日からタイ・ブリーラムのチャーン・インターナショナル・サーキットで始まった。初日に最速タイムを記録したのは、グレシーニのアレックス・マルケスだった。
2月上旬に行なわれたセパンテストから2週間。MotoGPの開幕前最後のテストとなるブリーラムテストがスタートした。
今回のテストでは、負傷によってセパンテストを欠場していたホルヘ・マルティン(アプリリア)が復帰。またセパンテスト1日目の転倒で怪我を負い、プログラムを早期に終了させたファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)も復帰を果たした。一方で怪我からの回復に専念しているフェルミン・アルデゲル(グレシーニ)は欠場……彼は開幕戦タイGPの欠場も発表済みだ。
気温31度と東南アジアらしい暑い気温の中セッションはスタート。そして序盤から正午にかけて転倒者が何人か出た。
最初に転んだのは昨年王者に返り咲いたマルク・マルケス(ドゥカティ)。その後は直ぐに走行に復帰したが、マルケスは正午過ぎに2度目の転倒を喫してしまった。
また小椋藍(トラックハウス)とジャック・ミラー(プラマック)もこの時間帯にそれぞれ転倒。また午前セッションの終了直前にはマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)も転倒を喫している。
テストはドゥカティ勢が上位のタイムを刻む形で始まった。開始1時間時点では1分30秒637を記録したマルク・マルケスが首位。以下フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)、ベッツェッキ、ルカ・マリーニ(ホンダ)、アレックス・マルケスというトップ5だった。
午後セッションではドゥカティ、アプリリアに加え、KTM勢が上位のタイムをマーク。ベッツェッキがタイムシートのトップを占める時間が長かったが、アレックス・マルケスがそれを超える1分29秒262をマークし、テスト1日目最速となった。
Marc Marquez, Ducati Team
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
なおドゥカティ勢はファクトリーチームのふたりを始めとして、陣営のライダー総出でエアロダイナミクスのテストを実施。2024年型や2025年に使用したバージョンを含め、今季のカウルの仕様をどれにするか決定する作業に集中していた。
初日の2番手となったのは、そのドゥカティのマルク・マルケス。兄弟で1-2を占めた格好だ。3番手にはフランコ・モルビデリ(VR46)が続いた。
4番手にはアプリリアのベッツェッキが続いた。アプリリアはセパンテストでも試したパーツを、ここブリーラムで再びテストすることに時間を割いた。なお小椋は最終的に14番手でテストを終えた。
ホンダ勢はヨハン・ザルコ(LCR)が5番手、ファクトリーチームのジョアン・ミルも7番手と、トップ10以内に入った。ザルコは4番手のベッツェッキまで0.005秒と僅差で、今年のホンダのポテンシャルの高さの一端を示したと言えそうだ。
KTM陣営はマーベリック・ビニャーレス(テック3)とブラッド・ビンダー(KTM)がトップ10入り。陣営の4人は引き続きエアロダイナミクスの仕様違いをテストしていた。
苦しんだのはヤマハだ。今年からV4エンジンに切り替えたヤマハだが、陣営最速のミラーですら17番手だった。エースのファビオ・クアルタラロ(18番手)はコース上で首を振り、落胆した様子も見られていた。
なおWSBKからMotoGPに転向したトプラク・ラズガットリオグル(プラマック)は、依然としてMotoGPマシンへの適応に苦しんでいるようで、最終的なタイムはトップから2.3秒差の21番手に終わった。
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