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MotoGP、今季のワイルドカード参戦を禁止へ? ロレンソのレース“復帰”は絶望的

7月のシーズン再開を目指しているMotoGPだが、今シーズンは各メーカーのワイルドカード参戦を中止させる予定であることが判明。今週中に発表される見込みだ。

Maverick Vinales, Yamaha Factory Racing, Jorge Lorenzo, Yamaha Factory Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 2020年のMotoGPは新型コロナウイルスのパンデミックによってシーズンが中断されている。プロモーターのドルナ・スポーツは7月19そして26日にスペインのヘレス・サーキットでの連戦を皮切りにシーズン再開を目指して調整を続けている。

 彼らは無観客試合とすること、そして各チームのスタッフも最小限の人数に抑えることで、シーズン再開を安全に成功させようとしている。

 そして、そのことが関係し今シーズンは3クラス全てでワイルドカード参戦を禁止することを決定し、今週には発表される見込みということがmotorsport.comの取材によって判明した。

 MotoGPクラスへ参戦するメーカーは、シーズン中に3回のワイルドカード参戦ライダーを送り込む権利を持っている。それらは通常、各メーカーのテストライダーが参加し、開発に向けたデータの収集などを行なうことが多い。

 そのワイルドカード参戦は、今シーズンは普段以上に注目を浴びていた。それは昨年限りで現役を引退し、ヤマハのテストライダーに就任したホルヘ・ロレンソが、ワイルドカード参戦で再びレースへ“復帰”する予定だったからだ。

 残念ながら彼が出場する予定だった6月のカタルニアGPは開催が延期。ロレンソは9月に延期されるであろうグランプリに参加することを希望していた。

 しかし前述のとおり、ドルナがワイルドカード参戦を中止させることを決定したことで、ロレンソは当然のこと、ワイルドカード参戦の可能性を否定していなかったダニ・ペドロサなどといったライダーが再びレースに参加する姿を見ることは不可能となった。

 ドルナの判断は、MotoGPに参戦するメーカーとの合意で決定された。各メーカーはグランプリに参加するスタッフ数を最小限とするため、こうしたオプションをカットすることに決めたのだ。

 この件についてスズキのチームマネージャーであるダビデ・ブリビオは、今週頭に行なわれた電話インタビューで次のように語っている。

「それは我々が議論する必要があるモノだ」

「パドックにできる限り少ない人数で乗り込むつもりなら、ワイルドカード参戦をする意味はあまりないと思う。少なくとも8〜10名は人数が増えることを意味するからね。ドルナはそれをまもなく実行に移すと思う」

 そう語るブリビオ。ただスズキとしてはワイルドカード参戦の中止は大きな痛手となるはずだ。過去3年、スズキはテストライダーのシルバン・ギュントーリを数多く参加させている。サテライトチームを持たないスズキにとってはデータ量が増えるワイルドカード参戦は、重要な機会だったはずだ。

 

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