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2020年のMotoGPアメリカズGP、開催中止。サーキット側が明かす

延期されていた2020年のMotoGPアメリカズGPは、今季の開催を中止することがサーキット側の声明で明らかとなった。

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写真:: Bob Meyer

 2020年のMotoGPは新型コロナウイルスの影響で大きくスケジュールが変更された。今月19日からはようやくシーズン再開を迎えるが、フライアウェイ戦の予定は明らかにされていない。

 当初こそ11月に延期されていたアメリカズGPもそれは同様であり、加えて地元テキサス州で新型コロナウイルスの感染者が急増していることでレース実施は危ぶまれていた。

 そして舞台となるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは(COTA)、ソーシャルメディアアカウントで今季のレース開催中止を表明。さらに2021年の開催予定日を明かした。

「“ホースパワーロデオ”はより強く、より良くなって来年の2021年4月16〜18日のMotoGPレッドブル・グランプリ・オブ・アメリカズに戻ってくる!」

 サーキット・オブ・ジ・アメリカズはSNS上でそうコメントした。

「今季の11月13〜15日に予定されていたイベントは中止された。チケット保有者にはメールでさらなる詳細情報を送る予定だ」

 アメリカズGPが中止となったことで、フライアウェイ戦として実施される可能性のあるグランプリは、タイ、マレーシアそしてアルゼンチンの3ヵ所となった。

 MotoGPは11月と12月初旬に、可能であった場合にフライアウェイ戦を組み込むための空きを用意している。そしてその決定は7月末までに行なわれると考えられている。

 なお今回のMotoGPアメリカズGP中止によって、同じくCOTAでレースを行なっているF1のグランプリ開催も、今年は危ういと考えられるだろう。

 

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