MotoGP、セパンでのプレシーズンテストはキャンセルに。マレーシアの非常事態宣言が影響

シェア
コメント
MotoGP、セパンでのプレシーズンテストはキャンセルに。マレーシアの非常事態宣言が影響
執筆:
協力: German Garcia Casanovs

2月にマレーシアで行なわれる予定だったMotoGPのプレシーズンテストは、新型コロナウイルスのパンデミックの影響でキャンセルとなった。

 MotoGPは3月10〜12日にカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される開幕戦に先駆け、2月19〜21日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでプレシーズンテストを開催する予定としていた。しかしながらこのテストは、新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて中止されることとなった。

 今月初めにmotorsport.comが報じたように、MotoGPはマレーシア当局と協力し、関係者の入国規制が緩和されるよう取り組んでいた。そのため、新型コロナウイルスがヨーロッパで再び感染拡大している中でも、セパンテスト並びにその直前のシェイクダウンテストの開催に向けては前進していると思われていた。

Read Also:

 しかしながら最近になって、マレーシアでも感染者が急増。1月12日(火)にはマレーシア全土で非常事態宣言が発令されたことで状況は一変し、MotoGPはセパンテストのキャンセルを発表した。

 現在のところ、3月上旬のカタールテストに関しては計画通りに実施される予定だ。一方でセパンテストの代替テストが行なわれるかどうかに関しては、まだ情報が入っていない。

 MotoGPの声明文には次のように記されている。

「FIM、IRTA、ドルナ・スポーツは、シェイクダウンテストとセパン公式テストの中止を発表することとなり、非常に残念に思う」

「セパン・インターナショナル・サーキットで開催予定だった両イベントは、現在進行中の新型コロナウイルスのパンデミック、そしてそれに伴うロックダウンの影響で中止せざるを得なくなった」

「3月10〜12日のカタールテストに関しては、ロサイル・インターナショナル・サーキットで開催する予定となっているが、何かアップデートや変更がある場合は都度お知らせする」

 2020年はコロナ禍の影響で15戦(MotoGPクラスは14戦)の開催に留まったMotoGPだが、2021年は3月28日のカタールGPから始まる全20戦のカレンダーを組んでいる。ただ現在のパンデミックの状況を鑑みるとこれらが今後数週間のうちに変更される可能性は高く、4月にアメリカ大陸で予定されている2レース(アルゼンチンGP、アメリカGP)が開催される可能性は低いだろう。

 実際、F1もオーストラリアから開幕する全23戦のカレンダーを発表していたが、1月12日にそれが一部改訂されることが発表された。これによりオーストラリアGPと中国GPは延期されることとなり、バーレーンGPが開幕戦となる形に変更された。

 

Read Also:

スズキ、ブリビオ後任は内部登用? 立役者離脱受け“チームの結束”強化する方針か

前の記事

スズキ、ブリビオ後任は内部登用? 立役者離脱受け“チームの結束”強化する方針か

次の記事

ブリビオ離脱に揺れるスズキ、チームマネージャー空席で新シーズンへ?

ブリビオ離脱に揺れるスズキ、チームマネージャー空席で新シーズンへ?
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ MotoGP
執筆者 Lewis Duncan