MotoGP、路面の問題が続発したブラジルGPの調査を完了。次回開催までの改善を約束
MotoGPは、ブラジルGPで発生した問題についての調査が完了したと発表し、2027年の開催までにこれらの問題を解決することを約束した。
The tarmac at the Ayrton Senna Circuit after the MotoGP race
写真:: Guilherme Longo
MotoGPブラジルGPから2日後、MotoGPのレースディレクションは、22年ぶりのブラジル開催に影を落とした問題について声明を発表した。
予選後にメインストレートに出現した陥没穴の原因について、「地中にあった記録されていない古い下水システムの崩壊」によるものだったと明らかにした。
この穴についてはサーキット作業員が即座に対応し、修復作業によって走行は再開されたものの、スケジュールに大幅な遅延が発生。スプリントレースは予定より80分遅れてスタートし、Moto2の予選は日曜朝へ延期された。
また、ターン11~12での路面劣化については、「局所的なアスファルトの劣化」と説明されており、Moto2およびMoto3レース後の「高温と走行による負荷」が原因とされた。
「余分な骨材(舗装の強度と耐久性を支える砂利、砂、砕石など)はすべて除去された」ものの、「さらなる劣化が続く小さなリスク」が残っていたため、安全面を考慮してレース周回数は8周短縮された。変更後の23周は当初予定されていた走行距離の75%にあたり、完走すれば最大ポイントが付与される条件は満たしていた。
ただし、具体的にどのような理由で周回数がその数に設定されたのかについての詳細な説明はなかった。
さらに、レースウィーク前にサーキットを襲った豪雨も、路面問題の一因となり、サーキットの最終仕上げ作業にも影響を与えたとされている。
また、改修によって再舗装されたアスファルトの品質に関する疑問についても触れ、「各開催地によって適したアスファルトの配合や施工方法は異なり、サーキットがそれを決定し、すべての安全基準を満たすようFIMに提示する」と説明した。
Officials repair a sinkhole on the start finish straight
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
MotoGPの公式声明は以下の通りだ。
『ブラジルGPで発生した路面問題を受け、主催者およびサーキットは原因調査を実施した。異例の降雨が最終工事に影響を与え、路面トラブルの一因となった』
『土曜日には、地中にあった未記録の古い下水設備の崩壊により重大な路面欠陥が発生。ただしレーシングライン外だったため、大事には至らず、迅速な対応により当日中に走行再開が可能となった』
『日曜日にはMoto2決勝後、高温と走行の影響による局所的なアスファルト劣化が確認された。MotoGP決勝前にすべての異物は除去されたが、さらなる劣化のリスクが残っていたため、安全を最優先し、レースは23周(当初の75%)に短縮された。各チームにはグリッド上で速やかに通知された』
『サーキットのホモロゲーションはFIMによって1年以上前から管理され、施工エリアの詳細な検査が行なわれる。アスファルトの仕様は各サーキットごとに決定され、FIMの安全基準を満たす必要がある。最終的なホモロゲーションはグランプリ直前に確定する』
『ブラジルで発生した問題は主催者とサーキットによって認識されており、MotoGPが次に戻ってくる前に改善される予定である』
『なお、ゴイアニアのアウトドローモ・インテルナシオナル・アイルトン・セナには14万8384人のファンが来場し、ブラジルにおけるMotoGPの人気の高さと、さらなるグローバル成長の可能性が示された』
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