高まる緊張感……ドゥカティのライダー同士が”舌戦”を展開!?

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高まる緊張感……ドゥカティのライダー同士が”舌戦”を展開!?
Valentin Khorounzhiy
執筆: Valentin Khorounzhiy
協力: Pablo Elizalde
翻訳:: 田中健一
2018/08/03 8:22

今週末からシーズン後半戦に突入していくMotoGP。しかしコース上での戦いを前に、ドゥカティのふたりが舌戦を繰り広げている。

 短い夏休みを終え、MotoGPの後半戦が今週末のチェコGPからスタートする。中でも注目なのが、ドゥカティ・チーム……ふたりのファクトリーライダーであるホルヘロレンソとアンドレア・ドヴィツィオーゾの間の、緊張感が高まっているのだ。

 来季からホンダに移籍することを決断したロレンソは、今シーズン前半にドヴィツィオーゾについて「卑劣な手段を用いて非難しようといている」と発言していた。一方でドヴィツィオーゾは、ロレンソのアプローチは、ドゥカティでは「うまくいかない」と指摘していた。

 今季のロレンソは、復活の兆しを見せている。ムジェロとバルセロナで連勝するなどしたことにより、ここまでに85ポイントを獲得。ドヴィツィオーゾとの得点差は3となっている。

 しかしドヴィツィオーゾは、ロレンソに対する評価を変えるつもりはないという。

「彼は確かに、2回勝った」

 ドヴィツィオーゾはスペインの”スポーツ・デイリー・マルカ”紙に対してそう語った。

「2回勝ったとしても、それだけで1年半にも及ぶ問題が解決したわけじゃない」

「ロレンソには、ふたつのレースに勝つ兆候はなかった。だから、僕の気持ちは変わらない」

 一方のロレンソは、このドヴィツィオーゾの発言を受け、次のように語った。

「正直、この状況に少しうんざりしている。なぜなら、僕にトラブルが起きた時でも、彼が勝ったならば僕は拍手していたからだ」

 ロレンソはそうスペインのテレビ番組で語った。

「僕がアルゼンチンで言ったこと……そのコメントは大きな驚きを引き起こしたけど、僕が正しいということが分かるはずだ」

「彼は僕を傷つけたり、または僕が達成したことを軽視しようとした。もしくはただ攻撃するだけなんだ。みなさんが見たとおり、僕は嘘をついていない」

「彼はまだそんなことをやっている。彼によれば、僕のやり方は良くないんだそうだ」

 ロレンソは、ドヴィツィオーゾこそ批判できるような立場にはいないと暗示する。

「僕のやり方は、僕のキャリアの中ではそんなに悪くなかったと思う。僕は3回MotoGPのタイトルを獲得し、ここまで46勝を挙げている」

「ドゥカティで2年目のシーズンである今年、僕は基本的に彼よりも速い。でも、彼のやり方をもっと近くで見るべきかもしれないね。彼のベストのシーズンでは、すべてが完璧に進んだのにランキング2位だったのだから。そうじゃなければ、彼は4位や7位だった」

「僕は彼に、僕は僕自身の道を行くから、放っておいてくれと言った。そして、自分自身のことに集中した方が良いとも言ったんだ。”ロレンソを怒らせたら”、彼にとっても悪いことだからね」

 ドヴィツィオーゾも、このロレンソの意見に反応。彼はこの問題を解決しようとしているようだ。

「ホルヘは、彼独自の考えを持っている。そしてそれは、特定のことに基づいていると思う。僕は彼のようには考えないが、それは問題にはならない」

 ドヴィツィオーゾもスペインのテレビにそう語った。

「誰もが、何を見て、どう生きているのかということに基づいて、自分の考え方を作り出すものだ」

「何が起こっているのか……彼が自分の頭の中で明確にできているとは僕は思わない。でも僕らは去年始まった関係を、尊重し続ける。特に問題はない」

「彼がこういうことを考えるなら、それは彼の問題だ」

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第10戦チェコGP
予選:8月4日(土)19:30〜
決勝:8月5日(日)17:45〜
http://www.ntv.co.jp/G/motorsports/motogp/

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