MotoGPオランダFP3:中上貴晶が5番手でQ2進出を確保。トップはクアルタラロ

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MotoGPオランダFP3:中上貴晶が5番手でQ2進出を確保。トップはクアルタラロ
執筆:
2019/06/29 9:21

MotoGP第8戦オランダGPのフリー走行3回目が行われ、ファビオ・クアルタラロがトップタイムを記録。中上貴晶は5番手につけた。

 MotoGP第8戦オランダGPのフリー走行3回目が行われ、ペトロナス・ヤマハのファビオ・クアルタラロがトップタイムをマークした。

 オランダGP初日は転倒者が多く発生し、中でもホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)は胸骨の骨折によってオランダGPと次戦ドイツGPの欠場が決定してしまった。

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 予選の組分けを決するFP3は気温23℃、路面温度31℃のコンディションでスタート。各ライダーがセッション開始後すぐにコースへ姿を現した。まずマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が1分33秒416でトップタイムを記録するが、他車も含め本格的なアタックラップには発展せず……FP3は穏やかな滑り出しとなった。

 タイヤチョイスを検証しているのか、セッションを1/3消化してもQ2圏内に食い込むライダーは現れず、セットアップをメカニックと話し合う姿が多く見られた。

 セッション残り時間が25分を切る頃、ペトロナス・ヤマハのフランコ・モルビデリのマシンに思わぬ異変が発生。走行中に右側のテールカウルが外れてしまったのだ。モルビデリはそのままの状態で走行を続けるがタイムの更新はできず、その後ピットへ戻っていった。

 残り20分、初日は良いタイムを残せなかった中上貴晶(LCRホンダ)が1分33秒764までタイムを縮めるが総合11番手とQ2圏内には食い込めなかった。ただ、中上はその後ラップタイムを1分33秒566まで更新し、チームメイトのクラッチローを蹴落として総合10番手につけてみせた。

 セッション残り15分を切ると、柔らかめのタイヤでコースインするライダーが増える。すると、モルビデリが1分33秒508で自己ベストを更新し、中上はQ2圏内から弾き出さててしまう。

 残り10分、アレックス・リンス(スズキ)が1分33秒138で4番手に浮上。そしてアタックに入ったダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が1分32秒580をマークし、それまでのトップタイムを塗り替えた。

 またルーキーのジョアン・ミル(スズキ)も良い走りを見せて総合7番手に浮上。またこの時点まで10番手タイムと、予選Q2進出ギリギリのラインに留まっているマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が、遂に本気のアタックに入った。すると、1分32秒688と大幅にタイムアップを果たし一気に3番手まで浮上した。

 また中上が残り3分で大幅タイムアップ。1分32秒890で5番手に食い込み、Q2圏内に割って入った。

 そして、Q2圏外に沈んでいたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)も残り1分を切ったギリギリのタイミングで1分32秒881をマークし、中上を超えて5番手につけた。

 そしてチェッカーフラッグが振られたが、ラストフライングラップでファビオ・クアルタラロが魅せた。各セクターを最速タイムで回ってくると、1分32秒471をマークし、最後の最後でトップタイムを奪取した。

 最終的にFP1〜FP3の総合タイムのトップタイムはクアルタラロ。2番手にペトルッチ、3番手にはビニャーレスが続いた。また、中上も5番手につけたことでQ2進出を決めた。

 一方でセッション終盤にタイムを更新していたロッシは、コース逸脱でタイムが取り消され、総合14番手へ下がり、Q2圏内から脱落してしまった。

【リザルト】MotoGP第8戦オランダGP <フリー走行3回目>

順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差
1 France ファビオ クアルタラロ 19 1'32.471    
2 Italy ダニーロ ペトルッチ 18 1'32.580 0.109 0.109
3 Spain マルク マルケス 23 1'32.688 0.217 0.108
4 Japan 中上 貴晶 21 1'32.890 0.419 0.202
5 Spain マーベリック ビニャーレス 22 1'32.910 0.439 0.020
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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第8戦オランダGP
サブイベント FP3
執筆者 永安陽介