王降臨。マルク・マルケス、ザクセンリンク9年連続勝利。ロッシ2位

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王降臨。マルク・マルケス、ザクセンリンク9年連続勝利。ロッシ2位
執筆: 田中健一
2018/07/15 12:55

MotoGP第9戦ドイツGPの決勝レースがザクセンリンクで行われ、レプソル・ホンダのマルク・マルケスが最高峰クラスで6年連続、下位クラスも含めれば9年連続当地での勝利を達成した。

 MotoGP第9戦ドイツGPの決勝レースが行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が優勝。ザクセンリンク9年連続の勝利を挙げた。

 ドイツGPの舞台となるザクセンリンクは、マルケスが無類の強さを誇るコース。最高峰クラスでは5年連続勝利、下位クラスも含めれば8年連続の勝利を挙げている地である。その強さを今年も予選で発揮し、マルケスがポールポジションにマシンをつけた。

 ただ、絶好のスタートを見せたのは、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)。3番グリッドスタートから、一気に首位へと浮上した。2番手にはダニーロ・ペトルッチ(プラマック・ドゥカティ)。マルケスは3番手にポジションを落としてしまう。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が4番手、中上貴晶(LCRホンダ)はスタート位置の12番手をキープしている。

 1周目のターン3では、複数台が絡むアクシデントが発生。アレックス・リンス(スズキ)やポル・エスパルガロ(アプリリア)がリタイアしている。

 12番手をキープしていた中上は、5周目に転倒。レースを諦めることとなった。

 先頭に立ったロレンソは、一気に後続を引き離そうとペースを上げる。しかしそうはさせじと、ザクセンリンクの王たるマルケスがペトルッチを抜き、差を縮めにかかる。

 9周目、ロッシもペトルッチを抜き、3番手に浮上。カル・クラッチロー(LCRホンダ)やアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)もこの争いに加わる。ただクラッチローは10周目に転倒。リタイアとなる。

 2番手に上がったマルケスは、徐々にロレンソとの差を詰め、13周目の最終コーナーでインをズバリと突いて首位に浮上。ロッシもロレンソの背後にピタリと付いた。16周目にはロッシもロレンソを抜いて2番手にがった。ただその間に、マルケスはリードを広げ、ひとり旅の状態となった。

 ただ、ロレンソは諦めない。18周目のターン1で、ロッシのインを攻め、一瞬前に立つ。ただこれはオーバースピードで、コーナーを膨らんでしまい、ロッシが2番手をキープする。ロレンソは19周目にもターン1でロッシにプレッシャーをかけるが、順位は変わらなかった。

 ロレンソの攻撃に晒されるロッシだか、そんな状況下でも首位マルケスとの差を1周につき0.1秒程度ずつ縮め、20周目に入ったところでは0.7秒差となる。しかしそんな状況を見たマルケスは一気にペースアップし、差を1秒、1.4秒、1.6秒……と広げ、独走態勢を築いていく。

 後方ではドヴィツイオーゾのペースが上がらず、アルヴァロ・バウティスタ(アンヘル・ニエト)、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)に抜かれ、7番手までポジションを落としてしまう。ロレンソもペースを落とし、ペトルッチ、ビニャーレスらに抜かれていく。

 29周目、ビニャーレスがペトルッチを抜いて3番手に浮上。ヤマハが2-3位という順となる。

 結局、マルケスがロッシに3秒の差をつけてトップチェッカー。ザクセンリンク9年連続の勝利を挙げた。マルケスはエンジンを空吹かしして勝利を喜び、観客席によじ登って、歓喜を分かち合った。また、コースマーシャルが用意した花火を打ち上げ、一緒に楽しむというシーンもあった。

 2位にはロッシ、3位にはビニャーレスが入った。序盤首位を走ったロレンソは、結局6位でのフィニッシュとなった。

→MotoGP第9戦ドイツGP決勝結果

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント ドイツGP
サブイベント 日曜日 決勝レース
ドライバー マルク マルケス 発売中
チーム Repsol Honda Team
執筆者 田中健一
記事タイプ 速報ニュース