ドイツGPは”タイヤ管理”がカギ? ライダーはアッセンのような混戦を予想

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ドイツGPは”タイヤ管理”がカギ? ライダーはアッセンのような混戦を予想
David Gruz
執筆: David Gruz
翻訳:: 青山 悦子
2018/07/15 7:31

ドイツGPの予選を終え、上位チームのライダーらは、決勝レースはアッセンのような集団戦になると予想している。

 MotoGP第9戦ドイツGPの予選後、上位チームのライダーたちは、今回の決勝レースは前戦オランダGPのような集団戦のレースになりそうだと予想している。

 TTサーキット・アッセンで行われたオランダGPでは、レース全体を通じてバトルが繰り広げられ、7人ものライダーが勝利を争った。最終的には、終盤に好機を逃さず集団を抜け出したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がポール・トゥ・ウィンを飾った。

 今週末のドイツGPでポールポジションを獲得したマルケスは、下位カテゴリー時代から現在までザクセンリンクで8連勝中であり、9連勝に向けて絶好の位置からレースをスタートする。しかし多くのライダーは、今回のレースではタイヤをセーブする必要があるため、アッセンのようなレースになると予想している。

 カル・クラッチロー(LCRホンダ)は、少なくとも10人のライダーが優勝を争うことができると考えているが、最後まで良いペースを保つことができるのはドゥカティであると感じている。

「すごいバトルになるだろう。少なくとも10人のライダーがバトルをすることになると思う」

「僕らのバイクは非常によく機能している。ホンダのバイクには完璧ではないところがいくつかあるものの、うまく走れている。でも僕たちは他のチームに比べて、リヤのグリップに苦労しているんだ」

「今のところは、ドゥカティのバイクがが一番グリップがありそうだ。もし彼らのうちのひとりが(レースで)ソフトタイヤを履いたら、難しいレースになると思う。もし彼らがソフトを使用し、そのまま走り続けることができた場合、僕は彼らのタイヤの性能が他のチームと同じように落ちるとは考えていない」

 ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、ライダーたちがタイヤのライフを”大いに”マネージメントすることになれば、集団戦になるだろうと予想している。

「もし全ライダーが通常の戦略やレースアプローチを考えているのならば、全員がかなりタイヤを管理する必要がある。いくつかのレースとは少し状況が違う」

「レース中盤にはそうなる(タイヤの性能が落ちる)と思う。そういう段階が来るだろう。最後の5周か6周には、もう一度大きく性能が大きく落ちる状況になるはずだ」

 また予選を6番手で終えたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は、次のように話した。

「伝統的に、ザクセンリンクはアッセンのように記憶に残るバトルが繰り広げられてきたトラックだ」

「おそらく上位のライダーたちは、あまりにも早い段階でタイヤを使い切らないように少し待つことになるだろう。素晴らしいバイクの集団を見ることになる」

「これまでの様子を見ていると、多くのライダーが先頭集団を走れるペースを持っているだろう。だからおそらく集団戦になる」

 しかしその一方でマルケスは、アッセンと比べて、ザクセンリンクはそれほどスリップストリームを使用できないので、上位のライダーはより簡単に後続を引き離すことができると考えている。

「確かにアッセンでは、スリップストリームがとても重要だ。皆がそれを大いに感じている」

「ここ(ザクセンリンク)では、スリップストリームがとても重要というわけではない。ペースを保ち、自分のリズムを見つけることができる」

「でも、どうなるのか見てみよう。というのも予選で見たように、新品のタイヤを履いた場合、全員が速いからだ」

「最初の10周は、全員が速くて良いペースだ。10周目、15周目以降はバイクに乗るのがより難しくなり始めるだろう」

「もしホルヘ(ロレンソ/ドゥカティ)がアッセンの時のようなスタートを決めたら、彼がレースをリードしていつも通りプッシュできるだろう。だけど僕らは賢くやる必要があるし、レースは30周あるということを理解していかなければならない」

Additional reporting by Jamie Klein

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第9戦ドイツGP
予選:7月14日(土)19:30〜
決勝:7月15日(日)17:45〜
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