引退が続行か……ロッシの将来プラン、新型コロナの影響で“めちゃくちゃに”
バレンティーノ・ロッシは新型コロナウイルスによるMotoGPの中断によって、2020年シーズン以降の自身の将来を決める計画が台無しになったと語った。
Valentino Rossi, Yamaha Factory Racing
Gold and Goose / Motorsport Images
2020年シーズンは、バレンティーノ・ロッシにとって節目のシーズンとなる。彼は今年で41歳となる今もMotoGPで現役を張っているが、契約の満了する2020年以降も現役を続けるかどうか今シーズンのパフォーマンス次第で判断すると語っていたためだ。
ファクトリーチームのシートはファビオ・クアルタラロに譲ることになったが、ロッシが現役続行を望めばペトロナス・ヤマハSRTでファクトリーサポートを受けられることも保証されている。
しかし、MotoGP2020年シーズンは新型コロナウイルスのパンデミックの影響により中断。MotoGPに至っては開幕戦のレースも中止されており、当初は前半戦の走りで将来が決まると語っていたロッシの計画は大きな影響を受けた。
「コロナウイルスのせいで計画はめちゃくちゃになってしまった」と、ロッシはSky Sportに対して語った。
「いつレースができるようになるかを、理解しなくちゃいけない」
「UEFA欧州選手権も中止になっているようだから、中断は長引きそうに思える」
「だから7月より前にシーズンが再開するのは難しいと思っている」
「僕の選択についてだけど、シーズンの序盤戦のあとに現役を続けるかどうかを決められることを望んでいた。でも今は、全てがズレてしまった」
「僕は競争力を発揮できるのかを、いくつかのレースで確認したい。それが重要になるだろう」
MotoGPのプロモーターであるドルナ・スポーツと国際モーターサイクリズム連盟(FIM)はダブルヘッダー開催も視野に、年間19戦を維持することを目指していると、以前語っていた。
ロッシはこうした考えについて興味深いとしつつも、契約で要求されている最小限のレース数である13戦で十分だという考えを示した。
「今年重要なことは、できるだけ多くのレースを行なうことだろう」と、ロッシは言う、
「ただ19戦を行なうことが必須とは言われていないんだ」
「スーパーバイクのような週末に2戦を行なうフォーマットは興味深い。でもチャンピオンシップとして成り立たせるための最低限のレース数は13戦だ」
「おそらくそれを上手く実行して、今のフォーマットを維持するだけで十分だ」
「(ドルナCEO/カルメロ)エスペレータがどうするか見てみよう。でも何よりも、ウイルスがどうなるかを確認する必要があるね」
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