アプリリア、2026年までの参戦継続で合意。来季以降はグレシーニと別れファクトリー体制へ
アプリリアはMotoGPへの参戦を2026年末まで継続することで合意。これでMotoGPは現在参戦する6メーカーすべてが契約を更新したことになる。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
2015年にMotoGPクラスへ参戦復帰を果たしたアプリリア。彼らは2022年以降の参戦契約延長で合意し、2026年までMotoGPクラスへの参戦を続ける。
アプリリアは2015年に復帰する際、グレシーニ・レーシングとの提携を選択。彼らの運営するチームへファクトリーマシンを供給する形で参戦を続けてきた。MotoGPを運営するドルナ・スポーツとの参戦契約は2021年末までとなっており、来季以降に関しては契約延長が必要な状況となっていた。
そして既にホンダやヤマハ、KTM、ドゥカティ、スズキら他メーカーは契約延長を果たしている状況にあり、アプリリアの契約延長も既定路線と見られていた。
ただグレシーニ・レーシングとの提携は、2021年シーズンをもって終了を予定。彼らは2022年シーズンにアプリリア・ファクトリー・レーシングチームとして参戦を継続することを発表の中で認めた。なおサテライトチームへのマシン供給に関しては言及されていない。
「今回の合意については、当然嬉しく思っている」
アプリリア・レーシングCEOのマッシモ・リボラはそう語った。
「来シーズンから、我々はアプリリア・ファクトリー・レーシングチームとして参戦する」
「これにより、我々には新たな、そして大きなチャンスが生まれる可能性がある。そして私達はさらに多くの責任へ対処していかねばならない」
「これは自然なステップだ。(拠点のイタリア)ノアーレでのハードワーク、体制の構築、美しいRS-GPからは最初のポジティブな兆候が見え始めている」
「この数年間、我々と共に走ってきたグレシーニ・レーシングに感謝している。そしてファウスト・グレシーニを偲び、チームとすべての関係者の将来の成功を祈っている」
グレシーニ・レーシングは今年2月に、チーム代表のファウスト・グレシーニが新型コロナウイルスとの闘病の末に逝去。4月29日に彼の妻であるナディア・パドヴァーニがチームを引き継いでいくことが発表がされている。
アプリリアは今季、開幕3戦を終えてコンストラクターズランキングで4番手。ライダーズランキングではアレイシ・エスパルガロが3戦連続でトップ10フィニッシュを果たして6番手に付けている。
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