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ロッシ、2022年のMotoGP現地訪問は3~4レースに? 弟マリーニが明かす

VR46チームのルカ・マリーニは、チームオーナーで兄のバレンティーノ・ロッシが、2022年シーズンに「3~4レースは訪問する」と明かした。

Luca Marini, Esponsorama Racing, Valentino Rossi, Petronas Yamaha SRT

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGPで9度のチャンピオン獲得経験をもつレジェンドライダーのバレンティーノ・ロッシ。2022年シーズンはVR46チームのオーナーという形でMotoGPとの関わりを維持しているが、3~4レースで現地に足を運ぶことになるという。

 VR46チームは開幕戦ではルカ・マリーニが13位、マルコ・ベッツェッキがリタイアという結果に終わっている。ロッシの異父弟でもあるマリーニは、カタールGPについて”問題が多すぎた”とし、「レースに向けて十分に取り組めなかった」と振り返っている。

 その開幕戦では、ロッシは会場に入っていなかった。インドネシアGPを前にマリーニはロッシが現地に入っていれば助けになったと思うかを尋ねられたが、チームのレベルはすでに高いため、定かではないと答えた。

 ただ、ロッシは2022年シーズンにいくつかのレースを訪れる予定で、そこでピットに”魔法”をかけてくれることを期待しているとも語った。

「ああ、(開幕戦は)ちょっと複雑だったと言うだけじゃ十分じゃないね」

「前回はレースウィークを通じて厳しかった。多くの問題を抱えていて、レースに向けて十分な作業ができていなかったんだ」

「だから厳しかった。でも(ロッシ不在については)分からない。MotoGPに参加している人たちはレベルが凄く高いからね」

「彼の経験が信じられないほど豊富なのは確かだ。パドックで最も経験豊富な男かもしれない」

「だからいろんなコトを知っている。でも僕も、チームのみんなだってレベルは凄く高いんだ」

「だから分からない。でも彼は今年3~4レース、もしかしたらもっとかもしれないけど、現地に来るはずだ」

「彼がガレージに、ピット内部にいるだけでも、何か特別なモノ……彼のキャリアを通じて常に伴っていた”魔法”がもたらされることになるのか、様子を見てみよう」

 なおロッシは2021年限りでMotoGPを引退したが、今年もレース活動は継続。バイクではなく、4輪のGTワールドチャレンジ・ヨーロッパにTeam WRTからAudi R8 GT3 LMS Evo IIを駆ってフル参戦する予定となっている。

 
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