バレンティーノ・ロッシ、ランド・ノリスとの4輪レース出場に前向き「間違いなく楽しいだろう」
2021年限りでMotoGPを引退するバレンティーノ・ロッシは、マクラーレンF1のランド・ノリスと将来一緒に4輪レースへ参加する機会があれば素晴らしいだろうと語った。
2021年限りでMotoGPを引退するバレンティーノ・ロッシは、マクラーレンF1のランド・ノリスと、将来共に4輪レースに出場できる日が来れば、それは素晴らしいだろうと話している。
ノリスは以前からロッシへのリスペクトを公言しており、ロッシのアイコンである太陽や月をあしらったヘルメットを使用。カーナンバーもロッシの46番にちなんで4番を選択している。2019年に初めて対面して以降、彼らは交流を保ってきた。
今週末はF1もブラジルでサンパウロGPが開催されているが、ノリスはその記者会見でロッシと”心のこもったメッセージのやり取り”をしていたと明かし、ロッシの引退後には4輪で共に何らかのレースに出たいと語っていた。
その後ロッシに対しても、ノリスと共にレースに出るアイデアについてどう思うか質問が飛んだ。
「彼はずっと僕のファンでいてくれて、普段からランドとは連絡をとっているんだ」
「モンツァでは彼も僕のように特別ヘルメットを用意していた。とても若く素晴らしい才能があるし、面白いドライバーだから僕も彼をフォローしているんだ」
「来年はもっと時間があるし、F1のレースなんかも見にいきたいと思っている」
「来年一緒にレースをしようかという件については、素晴らしいことだよ。ランドはとても速いしね」
「来年はクルマでレースをすることになるだろうけど、もしランドとレースができれば素晴らしい。間違いなく楽しめるだろう」
ロッシは、2022年にGTカーのレースに参戦することを視野に入れているが、まだその詳細については明らかにされていない。
また2019年に互いの愛車を”交換”して走行を楽しんだ、7度のF1王者であるルイス・ハミルトン(メルセデス)は、ロッシの引退について「悲しい」と語っている。
「バレが引退するのは言うまでもなく悲しいことだ。でも彼の意欲やアプローチ、これまでにしてきた事全てが信じられないほど素晴らしいものだと思う」
「長年に渡る彼の情熱は輝いていて、まさに伝説といったものだ。これまででも、間違いなく最高の人物の一人だ」
「引退は悲しいことかもしれないけど、彼には家族ができ、今は家庭を築き始めているから、素晴らしい時期にあると思う。彼と本当に特別な1日をトラックで共にできたことには、心から感謝している。このことはずっと忘れないだろう」
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