MotoGP アラゴンGP

バニャイヤ、ついに掴んだ初優勝に喜びひとしお「何度もチャンスを逃してきた……とびきり嬉しい」

ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、これまで何度もMotoGP初優勝を逃してきたことで、アラゴンGPでの初優勝に“とびきりな甘露”が加わえられた語った。

Lewis Duncan

Lewis Duncan

公開日時: 2021/09/13 6:14

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Race winner Francesco Bagnaia, Ducati Team

 MotoGP第13戦アラゴンGPの決勝レースで、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは6度のMotoGP王者マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)を退けてMotoGP初優勝を達成。これまでの苦労が報われたことで、大きな喜びを感じているようだ。

 バニャイヤは今回、サーキットレコードを更新する速さでポールポジションを獲得。決勝レースでは先頭を譲ること無くハイペースで引っ張り、マルケスと一騎打ちの状態となった。そして何度もオーバーテイクを仕掛けてくるマルケスを退け、バニャイヤは最高峰クラス3年目にして初優勝を達成した。

 これまでバニャイヤは幾度となく勝利する機会を逃してきた。最も勝利に近づいていたのは、2020年のエミリア・ロマーニャGPだろう。このレースでバニャイヤは序盤にトップへ浮上すると、そのまま後続を引き離す好走で、優勝を手にするかと思われた。しかしレース残り7周というタイミングでバニャイヤは転倒。あえなくリタイアでレースを終えた。

 2021年シーズンも、バニャイヤは何度も勝利に近い位置にいた。イタリアGPでは先頭を走りつつもリタイアを喫しており、表彰台も2位を3回、3位を1回とあと一歩の位置に甘んじることが多かった。

 そしてついに今回MotoGPでの優勝を達成したバニャイヤ。彼にチェッカーフラッグを受けた瞬間の気持ちを訊くと、「最初に思ったのは『ああ、これで終わりだ』ということだった」と答えた。

Bagnaia claimed maiden win

Bagnaia claimed maiden win

Photo by: Motorsport Images

「長いレースだった。レース中ずっとサインボードには『マルケスとの差はゼロ』と出ていたし、コンディション的にも今日はとても暑くて、タイヤも劣化していってしまって、長いレースになった」

「ペースは力強いものがあった。僕は競争力があっても、何度も勝利の機会を失ってきた。そのことが今回の勝利に、とびきりスウィートな味を加えてくれた」

「どのライダーにも時間が必要なんだ。僕も1年目は、4位でフィニッシュできたフィリップアイランド戦を除いて、凄く苦労していた。それでも優勝からは12秒差だったけど……。2年目は上手くスタートできたけど、時々、速さがないこともあった」

「そして今年、僕は速かったけど、勝つチャンスがなかったこともある。ポルティマオでは予選中のイエローフラッグがあって、戦うチャンスを失った。ムジェロではミスによってクラッシュしてしまった」

「だからいつも何かが足りなかったんだ。でも今週末は、完璧にできたと思う」

「またこうした週末にしていくのは簡単じゃないだろう。バイクに何も手を入れないっていうのも、信じられないことだからね」

「MotoGPで2年を過ごして、今ファクトリーチームでこうして勝利できたのは、物凄く感動的だ」

 2020年のモーターランド・アラゴンでの2レースは、バニャイヤにとっては非常に苦しい結果だった。両レースで予選は後方に沈み、決勝ではどちらもリタイアに終わっている。

 そうした経緯もあり、今回アラゴンGPでこうした強さを発揮できたことには彼も驚いたという。

「レース終盤、僕の脱出加速の強い場所でマルケスがオーバーテイクを仕掛けてきた時には、リヤグリップが落ちていたようだったから、抜き返すのはそこまで難しくはなかった」

「ターン12で最後に仕掛けられた時は、僕も既にブレーキをハードにかけていて、彼がオーバーテイクしてきても、ワイドに膨らむだろうと確信していた。そして、最終コーナーまではベストなラインを通ろうとしたよ」

「すごく嬉しい。このコースでこうまで強いとは予想していなかったんだ。昨年はとても苦戦していたからね」

「FP1からバイク(のセッティング)には手を触れていないんだけど、全てが完璧だった。今日勝てたのは素晴らしい。本当に嬉しいんだ」

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 マルケス、アラゴンで激闘のバニャイヤ称賛「弱点がなく、ドヴィツィオーゾのようだった」

次の記事 ランク首位のクアルタラロ、アラゴンでまたも苦戦の8位。原因はリヤタイヤのトラブル?

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Lewis Duncan



ジョアン・ミル「パフォーマンス面で今年一番難しい日だった」ドイツGP初日全く良いトコなし

MotoGP

MotoGP

ドイツGP

2024/07/06

ジョアン・ミル「パフォーマンス面で今年一番難しい日だった」ドイツGP初日全く良いトコなし



転倒続出ドイツGP、要因は特異なレイアウトとタイヤ・気温。「すぐフロントタイヤの温度が下がってしまう」

MotoGP

MotoGP

ドイツGP

2024/07/06

転倒続出ドイツGP、要因は特異なレイアウトとタイヤ・気温。「すぐフロントタイヤの温度が下がってしまう」



クアルタラロ、来季プラマック・ヤマハのライダーにディ・ジャンアントニオをプッシュ「彼のようなライダーが必要」

MotoGP

MotoGP

ドイツGP

2024/07/06

クアルタラロ、来季プラマック・ヤマハのライダーにディ・ジャンアントニオをプッシュ「彼のようなライダーが必要」

最新ニュース



好調だったはずのマクラーレンはなぜ4番手チームに成り下がったのか。「状況が一変した。データに異常もないのに」とステラ代表

F1

F1 F1

バーレーンGP

1 時間前

好調だったはずのマクラーレンはなぜ4番手チームに成り下がったのか。「状況が一変した。データに異常もないのに」とステラ代表



ラッセル痛恨……シンガポールGPグリッド降格決定で逆転タイトルに暗雲。ウルフ代表認める「残念だが」

F1

F1 F1

バーレーンGP

2 時間前

ラッセル痛恨……シンガポールGPグリッド降格決定で逆転タイトルに暗雲。ウルフ代表認める「残念だが」



日本から世界に挑戦……宮田莉朋、中村仁の2026年の評価をトヨタ加地ディレクターに訊く

F1

F1 F1 3 時間前

日本から世界に挑戦……宮田莉朋、中村仁の2026年の評価をトヨタ加地ディレクターに訊く



アロンソ、ダカールラリーへの再挑戦が2027年にも実現か? プロドライブから参戦の噂

Dakar

DAKR Dakar 4 時間前

アロンソ、ダカールラリーへの再挑戦が2027年にも実現か? プロドライブから参戦の噂

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録