ホルヘ・ロレンソ、完全復活は来季にお預け? 改善傾向も未だ痛みアリ
レプソル・ホンダのホルヘ・ロレンソは、日本GPを17位で終えた。既にシーズンも終盤だが、ロレンソは今も身体の状態が完全ではないようだ。
Jorge Lorenzo, Repsol Honda Team
Gold and Goose / Motorsport Images
レプソル・ホンダのホルヘ・ロレンソは、ホンダにとってホーム戦となるMotoGP第16戦日本GPを17位でフィニッシュ。ポイント獲得はならなかった。
ロレンソは日本GP初日に以前使用していたシャシーへ戻す変更を施した。初日のポジションは17番手と上位ではないが、彼が後に語ったところによるとその策が功を奏し、第8戦オランダGPの転倒以後のセッションでは最高の出来だったという。
「(レースでもバイクは)以前の仕様だったよ。このトラックでは多少改善が感じられた」と、ロレンソは初日から続けて今季序盤仕様のぱっけを使用した事を明かした。
日本GPで使った従来型シャシーは、彼が第5戦フランスGPで使用していた物だ。曰く、直近で使用していたシャシーとはバンプの吸収に違いがあると話した。
決勝レースでロレンソは17位。優勝したチームメイトであるマルク・マルケスはポール・トゥ・ウィンと、ふたりの間には大きなギャップが未だに横たわっている状況だ。ロレンソは改善を目指して、続くフライアウェイ2戦(セパン、フィリップアイランド)でもこのシャシーを使う意向のようだ。
「いくらかバンプを通ったときの吸収が良くなっているけど、もう一度他のトラックで確認する必要はある。ただ(次戦)フィリップアイランドではこの判断で(走行)を始めるつもりだし、FP1、FP2で何が起こるか見てみよう」
「うまくいかない可能性もあるけど、少しだけどスピードを改善できる可能性もある」
第12戦イギリスGPでレースに復帰以後、ロレンソは体調が十全の状態ではないことを語ってきた。既にシーズンも3戦を残すのみとなったが、このまま今シーズンはロレンソの復活が遠のく可能性が、本人の口から語られた。
「(怪我は)少しずつ、少しずつ良くなっている。動きやすくなっているけど、バイクに乗ると、痛みがあるんだ」と、ロレンソは身体の状態についてコメント。
「完全な回復は、おそらく今シーズンが終わった後だろう。より身体を休めることができるだろうし、いろいろな点が改善していくはずだ」
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