MotoGPアメリカズFP1:マルケス、得意COTAをトップでスタート。ランク首位クアルタラロは雨に苦戦
MotoGP第15戦アメリカズGPのフリー走行1回目が行なわれた。トップタイムを記録したのは、マルク・マルケスだった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第15戦アメリカズGPのフリー走行1回目が行なわれた。トップタイムをマークしたのはレプソル・ホンダのマルク・マルケスだった。
MotoGPクラスの前に行なわれたMoto3クラスFP1では雨が降っていたものの、MotoGPクラスのセッション開始時には一時的に降り止んでいる状況だった。ただ依然として路面はウエットコンディションだ。
セッション序盤から速さを見せていたのは、マルク・マルケス。彼にとっては2013年の同サーキットでの初開催以来、全戦でポールポジションを獲得し、6勝を挙げている得意コースで、今回も初っ端から速さを見せてきた。
マルケスは序盤から他ライダーを1秒以上を引き離す2分17秒台のタイムを記録。その後もタイムを縮め、中盤となっても彼がリードする状況が続いていた。
開始から20分となったころ、ジャック・ミラー(ドゥカティ)がそれまでマルケスの記録していたタイムを超える、2分16秒639をマークした。
なおセッションが進むにつれて上空には青空が広がり始めた。その後の走行を通じて走行ラインも乾いた部分が増えていたが、スリックタイヤを履くまでには至らなかった。
終盤残り5分ごろのアタックで、マルケスが2分15秒872をマークして再びトップに浮上。他ライダーたちもアタックに向かい始めた。
ただ結局、FP1でトップタイムを記録したのはマルケス。2番手にミラー、3番手にはヨハン・ザルコ(プラマック)が続いた。なおザルコは前戦サンマリノGP終了後に、腕上がりの症状を緩和するための手術を受けたばかりだ。
ランキング首位のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は、ウエットコンディションに苦戦し、15番手でセッションを終えた。
日本人ライダーの中上貴晶(LCRホンダ)は最後の最後にターン15で転倒。セッションは16番手タイムで終えている。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | マルク マルケス | 15 | 2'15.872 | 146.069 | ||
2 | ジャック ミラー | 15 | 2'16.039 | 0.167 | 0.167 | 145.890 |
3 | ヨハン ザルコ | 16 | 2'16.471 | 0.599 | 0.432 | 145.428 |
4 | ミゲル オリベイラ | 15 | 2'16.655 | 0.783 | 0.184 | 145.232 |
5 | ポル エスパルガロ | 15 | 2'16.822 | 0.950 | 0.167 | 145.055 |
6 | アレックス マルケス | 16 | 2'16.964 | 1.092 | 0.142 | 144.905 |
7 | アレックス リンス | 15 | 2'17.027 | 1.155 | 0.063 | 144.838 |
8 | フランチェスコ バニャイヤ | 16 | 2'17.328 | 1.456 | 0.301 | 144.521 |
9 | ブラッド ビンダー | 14 | 2'17.596 | 1.724 | 0.268 | 144.239 |
10 | イケル レクオーナ | 16 | 2'17.596 | 1.724 | 0.000 | 144.239 |
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