MotoGPサンマリノFP2:ヤマハ勢好調続きトップ6に4台。中上貴晶はトップ10逃す
MotoGP第7戦サンマリノGPのフリー走行2回目が行なわれ、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)がトップタイムをマークした。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ミサノ・サーキットでMotoGP第7戦サンマリノGPのフリー走行2回目が行なわれ、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)がトップタイムをマークした。
サーキット周辺は天候に恵まれ、気温は28℃、路面温度43℃というコンディションでFP2開始時刻を迎えた。
今年、新たに路面を再舗装したミサノ・サーキット。FP1ではヤマハのマーベリック・ビニャーレスがトップタイムを記録し、地元レースを迎えたチームメイトのバレンティーノ・ロッシは11番手発進となった。
FP2が開始されると各ライダーが続々とコースイン。新舗装の路面を確かめるように走り始めた。
序盤はクアルタラロが1分33秒594をマークしてトップタイムに。ビニャーレスも2番手につけるなどFP1と同様のオーダーとなった。
ポル・エスパルガロ(KTM)はそれらを上回るタイムを記録するシーンがあったものの、トラックリミット違反で抹消されてしまった。
残り30分を目前とする頃、中上貴晶(LCRホンダ)が1分33秒710をマークし2番手に浮上。その後、スズキのジョアン・ミルが1分33秒236を記録し、トップタイムを更新した。
セッション残り25分、ブラッド・ビンダー(KTM)がターン6で転倒を喫したが、幸い怪我はなかったようだ。
コース上ではタイム更新が繰り返されていくが、アレックス・リンス(スズキ)がヤマハ勢を上回る1分33秒015を刻み、トップタイムとした。
セッション残り15分、コース上で精力的に走行を重ねていたビニャーレスが1分32秒928を記録。再びタイムシートの一番上に顔を出した。
そしてセッション終盤に各車がアタックに入ると、まずはビンダーが1分32秒920でトップタイムを塗り替えた。
その後も続々とタイム更新が続き、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)が1分32秒367と一気にタイムを縮めてトップへ浮上した。ポル、イケル・レクオナ(テック3・KTM)とKTM勢も2、3番手と上位に顔を出してきた。
チェッカー後の計測ではクアルタラロが1分32秒189をマーク。最終的にこのタイムがFP2最速となった。2番手にはモルビデリ、3番手はポルが並んだ。中上は12番手でFP2を終えた。
初日総合タイムではクアルタラロがトップで変わらず。以下ビニャーレス、モルビデリ、ポル、レクオナ、ロッシ、ペトルッチ、ビンダー、ミゲル・オリベイラ(テック3・KTM)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)というトップ10の並びとなった。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ファビオ クアルタラロ | 21 | 1'32.189 | 165.104 | ||
2 | フランコ モルビデリ | 21 | 1'32.367 | 0.178 | 0.178 | 164.786 |
3 | ポル エスパルガロ | 20 | 1'32.476 | 0.287 | 0.109 | 164.591 |
4 | イケル レクオーナ | 19 | 1'32.675 | 0.486 | 0.199 | 164.238 |
5 | バレンティーノ ロッシ | 21 | 1'32.732 | 0.543 | 0.057 | 164.137 |
6 | マーベリック ビニャーレス | 25 | 1'32.742 | 0.553 | 0.010 | 164.119 |
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