中上貴晶、ミサノ初戦は9位。「ポジティブなレース」と振り返り連戦で表彰台目指す
MotoGP第7戦サンマリノGPで、LCRホンダの中上貴晶は14番手スタートながら9位シングルフィニッシュでレースを終えた。レース内容はポジティブだったと語り、連戦となるエミリア・ロマーニャGPでは表彰台を争いたいと意気込みを見せた。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ミサノ・サーキットで行なわれたMotoGP第7戦サンマリノGP。LCRホンダの中上貴晶は初日、2日目と苦戦気味だったが、着実にポジションを上げて9位でフィニッシュした。
中上は今回、新たに舗装された路面のバンプ(凹凸)に苦戦。直近のレースではフリー走行でトップ10に入らないことの方が珍しかったが、サンマリノGPでは10番手以下のタイムが続いていた。
予選でもQ1敗退を喫してしまい、14番手スタート。しかし決勝レースではスタートからポジションを上げ、最後は8番手でフィニッシュ。最終ラップでのトラックリミット違反が認められて1ポジションダウンの9位となったが、なんとかシングルフィニッシュを持ち帰った。
「今日はかなりポジティブなレースでした」と、中上はチームのプレスリリースにコメントを寄せた。
「金曜と土曜のフリー走行でタイムを出せず、予選では、いいパフォーマンスができませんでした。14番グリッドはあまりいいポジションではありません」
「でも今大会は新しいホールショットデバイスを使い、スタートが明らかによくなりました。レース中のラップタイムは1分33秒1か2で、かなり安定していました。朝のウォームアップではトップタイムを出すことができました。チームにとっても有意義なセッションとなり、1分32秒台をマークすることができました」
「しかしレースではそのタイムは出せませんでした。ウォームアップとレースの違いを考えなければなりません。それでも、今回もトップ10に入ることができました」
「次のレースでどのように前進できるか考えなければなりませんが、次のレースでは再び表彰台争いができると思います。2回目のミサノでのレースウィークがとても楽しみです。ポジティブに取り組み、初めての表彰台を目指して引き続き一生懸命がんばります」
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