MotoGPブラジルGP初日は雨に翻弄されるも、ライダーたちはコースレイアウトを「楽しい」と高評価
MotoGPライダーたちは、ブラジルGPの舞台であるゴイアニアのレイアウトと高いグリップを称賛し、好意的な評価をしている。
MotoGPライダーたちは、ブラジルGP初日に雨で走行が中断されたにもかかわらず、改修されたばかりのサーキットを高く評価した。
1987~1989年にMotoGPブラジルGPを開催していたゴイアニアのアウトドローモ・インテルナシオナル・アイルトン・セナ。2004年が最後となっているブラジルGPを復活させるべく、大規模な改修が行なわれた。
しかし、レースウィークを前に豪雨に見舞われ、サーキットの一部が冠水し、パドックへ通じるトンネルが使用不能となった。
これによりランオフエリアから泥がレーシングラインに流れ出て、グリップに悪影響がおよぶ懸念が生じた。
走行初日の金曜日にも再び雨が降り走行開始が遅れたほか、MotoGPはサーキット習熟のために延長されていたセッション時間を戻すことを余儀なくされた。
その後も断続的に雨が続き、開幕戦で好調だったマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)やラウル・フェルナンデス(トラックハウス)が予選Q2直接進出を逃した。地元のライダーであるディオゴ・モレイラ(LCRホンダ)も、スリックタイヤで早々に転倒したライダーの一人であり、その後の降雨によりタイム更新の機会も失われた。
The rain flooding the circuit trackside
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
ライダーたちはまだ完全なドライコンディションを経験していないにもかかわらず、サーキットについては口を揃えて好意的な評価を下している。
ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)はプラクティスで7番手タイムを記録した後、次のように語った。
「このコースは気に入っている。すごく小さいという感じはしない。確かにラップは短いけど、ザクセンリンクよりずっと大きく感じる。レイアウトの違いもあるね」
「ただ、路面状況が難しく、コンディションを完全に活かすことはできなかった。でも完全に晴れてドライになれば、本当に楽しいコースになると思う」
「確かに見た目はかなり汚れているけど、実際に走るとそこまでではない。もちろん、ラインの外側は正しいラインより滑りやすいけどね」
ルカ・マリーニ(ホンダ)は、昨年3月にこのコースを走行した現役MotoGPライダー3人のうちの1人であり、この1年で大きく改善されたと考えている。
「舗装は非常に新しいけれど、落ち着くまでにはまだ時間が必要だ。特にアスファルトのつなぎ目は乾きにくい」
「それでも、あらゆる状況でグリップはとても良い。雨の中でスリックでも、レインタイヤでもね。だからクオリティは非常に高いと思うし、MotoGPの運営と主催者、サーキットは、昨年と比べて非常に高いレベルに持ってきたと思う」
「これ以上はなんとも言えない。明日、天候が良くなれば様子が分かるだろう。楽しめると思うけど、標準的なコンディションで走る必要がある」
「完全ウェットか完全ドライ、そのどちらかの方がいい」
全長3.835kmの短いコースで、オーバーテイクのチャンスが十分にあるかは疑問視されていた。金曜の走行は判断材料としては不十分だったが、ペドロ・アコスタ(KTM)は、ドライコンディションであれば接戦のレースになると確信している。
「もっと晴れていれば、オーバーテイクできるポイントはたくさんある」とアコスタは語った。
「とても走っていて楽しいコースだ。MotoGPとしては少し短いコースかもしれないけど、その分いろいろな可能性がある。もっと晴れていれば、本当に良いレースになると思う。今は天気に少し左右されているね」
マルク・マルケス(ドゥカティ)は、右肩の負傷からの回復途中であり、それを抜きにしても左コーナーが多いコースを好んでいる。ゴイアニアは全14コーナー中、左コーナーが5つしかないのだが、それでもマルケスは高く評価した。
プラクティスを2番手で終えたマルケスは「レイアウトはとても良くて気に入っている」と語った。
「自分の走りに合うレイアウトと、一般的に良いレイアウトは分けて考える必要がある。このコースは後者だ。セクター1は流れるようで、その後のセクター2と3は自分も好きだ」
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