MotoGPセパンテスト2日目、午後は雨に見舞われるもバステアニーニがレコード更新で最速
MotoGPのセパンテスト2日目は、午後には雨に見舞われた。そんな中トップタイムを記録したのは、グレシーニのエネア・バステアニーニだった。
MotoGP2022年シーズン最初の公式テストが、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行なわれた。その最終日となる2日目は、午後は雨に見舞われたものの、非常に僅差ながら、グレシーニのエネア・バステアニーニがトップタイムを記録した。
8時間のスケジュールで行なわれたセパンテスト2日目。その最初の1時間で速さを見せたのがバステアニーニだった。
バステアニーニは1分58秒131を記録し、サーキットのラップレコードを更新してタイムシートの首位に立った。テスト初日にトップタイムを記録したアプリリアのアレイシ・エスパルガロも引き続き速さを見せたが、バステアニーニには0.026秒及ばなかった。
ただこの時点では、セッション終盤に各車がアタックすれば、このタイムは簡単に上回られてしまうものと考えられていた。ラップレコードが1分57秒台に突入するのも、時間の問題だと思われた。
しかしセッション残り4時間というところで、サーキットには小雨が降り始める。この雨は次第に悪化し、いくつかのチームはこれでプログラムを終了させるほどだった。
ただダリン・ビンダー(RNFヤマハ)やマルコ・ベッツェッキ(VR46)、ラウル・フェルナンデス(テック3・KTM)、ファビオ・ディ・ギャナントニオ(グレシーニ)らルーキーライダーたちは、ウエットコンディションの中コースイン。経験を深めた。
レミー・ガードナー(テック3・KTM)は、最近骨折した手首を労るために、ウエット走行を行なわなかった。
ドゥカティは土曜日に引き続き、フロントのライドハイト調整デバイスを、日曜日にもテストしていたようだ。スズキはアップデートされたエンジンをテスト。ジョアン・ミルはクラッシュしたものの、これについて「良いポテンシャル」を感じたと語った。
この後”MotoGPサーカス”はインドネシアに移動。新サーキットであるマンダリカに行き、2月11日から3日間にわたってテストが行なわれる予定になっている。
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