MotoGPのレッグウイング規制案、2026年は一旦保留へ。アプリリアとホンダが反対に回る
MotoGPは2026年にシート横の通称”レッグウイング”の規制が急遽提唱されていたが、これは見送りになった。
Marco Bezzecchi, Aprilia Racing
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
2026年シーズンに向けて、MotoGPは最近になってシート横の通称レッグウイングの規制案を浮上させた。しかし、メーカー側の反対もあり2026年の実施は一旦保留となった。
MotoGPでウイングが一般的なモノとなって久しいが、2025年シーズンの新たなトレンドとなったのは、アプリリアとホンダが採用している、シートの側面部に装着されたウイングだ(ライダーのお尻の下にあるウイング:レッグウイング、シートウイングとも)。
そしてFIMは2026年シーズンに向けて、このウイングを禁止しようとする動きを、2025年末にかけて推進してきた。レッグウイングが転倒時に危険な状況を引き起こす可能性があるかどうかが焦点となったが、2025年シーズン中にはこのウイングの安全性の議論が必要となるようなインシデントは発生しなかったこともあり、FIMによる検討が明らかになると、議論は白熱した。
しかし、この規制案は通常の通知期間なしにレギュレーションを変更するために必要な、MSMA(メーカー協会)の全会一致での賛成が得られなかったため、保留となったようだ。
とはいえこれまでに風洞実験やマシン開発で多大なリソースを投じ研究を進めてきたアプリリアとホンダが反対したのは予想どおりのことだ。
つまり2026年に向けては何も変わらないことになるが、FIMはレッグウイングの規制に関しては、2027年の新レギュレーション導入時に向けて再検討していく予定だという。
もしレッグウイングが2027年から規制されることになると、空力面では従来の2027年以降の規制強化に加えて、さらに制約が強まることになる。
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