同郷ラファエル・ナダルの医療チームが、マルク・マルケス復活に向け協力。いまだ完調遠い右肩もこれで治る?
マルク・マルケスは現在も2020年に負った右腕骨折の影響が残っているが、著名なテニス選手ラファエル・ナダルの医師らと共に回復を目指した取り組みを続けている。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、2020年の開幕戦スペインGPで激しいクラッシュを経験。その際右腕を骨折したが、今も右肩にその影響が残っている。
マルケスは骨折後すぐに手術を受けると、翌週のアンダルシアGPで復帰を試みた。しかし怪我を悪化させてしまい、2度目の手術が必要となってしまった。
さらにその後、マルケスは患部に感染症も認められ、2020年12月に3度目の手術が必要な事態になり、2020年シーズンは棒に振る形となった。その後はなんとか回復を推し進め、2021年の序盤戦で復帰を果たしたものの、シーズンを通して影響の残る右肩の状態に苦しめられた。
2021年終盤には視力に問題を抱えるなど、マルケスは万全から程遠い状態が続いている。そして、彼の話すところによると現在は、著名なテニスプレイヤーであるラファエル・ナダルの医師などと共に回復を目指して取り組みを続けているのだという。
「執刀を担当してくれたサミュエル医師と、スペインのテニスチームの医師であるアンヘル・コトーロと取り組んでいくことにしたんだ」と、マルケスは言う。
「この冬の間に何度か彼のところを訪れているんだけど、理学療法士やフィジカルトレーナーといった役割の人達もいる凄く良いグループなんだ」
「それと同時に、僕は以前からのトレーナーと一緒に作業を続けている。ただ彼はこうした特定の怪我に経験豊富というわけでもないんだ」
「彼は僕の肩の内部がどうなっているのか、もしくは手術後の神経がどういった位置にあるのか、正確には理解できていなかった」
「今はコトーロ医師のチームがやってくれた徹底的な分析もあって、色々なことが理解できている」
「腕を負傷してからもう1年と半分が経っている。でも僕はまだ肩には限界があるんだ」
「その部分が炎症を起こすと痛みが出て、パワーも失ってしまう」
「そうしたわけで、僕はこの部分のパフォーマンスをもっと安定させたいと思っているんだ」
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