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30代半ばまでは現役で行く! アコスタ「バイクが僕の“棺桶”」MotoGP辞めた後を想像できない?

ペドロ・アコスタは早期引退に興味はなく、30代半ばまではレースを続けたいと語った。

Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing

Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGPで今年3年目のペドロ・アコスタ(KTM)は、早期引退には興味がなく、30代半ばまではMotoGPでレースを続けたいと考えている。

 アコスタは2024年にわずか19歳(今年5月24日に22歳)でMotoGPクラスに昇格。期待のルーキーだった彼は、即座にMotoGPクラスの中でも上位のライダーとしてのポジションを確立し、KTM陣営を引っ張る存在となった。

 そんなアコスタのキャリア初期は、10代でF1に参戦して数々の記録を打ち破ったマックス・フェルスタッペンと比較される事も多い。

 ただフェルスタッペンは30代後半や40代までF1に留まるつもりはないと常々口にしてきた。さらに最近では2026年のF1新レギュレーションに対して厳しく批判しており、現行の2028年までの契約も全うしないのではないかという憶測がくすぶっている。

 アコスタはフェルスタッペンの事例からキャリアについて尋ねられたが、早くに引退するつもりはなく、達成したいことがたくさんあると語った。

「難しい話だ。マックスは子どもの頃に望んでいたモノすべてを、すでに手にしているからね」

 アコスタはそう語る。

「僕たちはキャリアの同じ段階にいるわけではないんだ」

「それに、四輪の世界には選択肢が多い。彼が今やっている(GTカーの)耐久レースのように魅力的な選手権が数多くあるし、走るべき伝説的なサーキットもたくさんある」

「普段、僕はMotoAmericaを見るのが好きだ。だから、いつかここ(アメリカ)に来て、プレッシャーなく新しいコースを学ぶのもいいかもしれない」

Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing

Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing

Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images

 なおMotoGPライダーは一般的にF1ドライバーよりも早く引退する傾向がある。負傷のリスクが依然として高いカテゴリーであることからも、35歳前後がキャリアのひとつの節目と見なされている。

 アコスタはMoto3とMoto2のそれぞれのクラスでタイトルを獲得してからMotoGPへとステップアップしている。来シーズンからはドゥカティに移籍する見込みであり、今まで以上の結果を残す期待も高まっている。

 そんなアコスタは、ジャコモ・アゴスチーニの持つ史上最多15回の世界タイトル記録に並ぶ可能性について問われた際、引退後に何をすればいいか分からないと冗談を交えつつ、二輪レースでのキャリアを長く続けたいという思いを語った。

 なおその一方でアコスタは以前、現在のMotoGPのフォーマットやスケジュールではライダーへの負荷が大きすぎるとして、キャリアがより短くなってしまうことを懸念しているとも語っていた。

「もしあと13回タイトルを獲れば、その時には35歳になっているはずだ」

 アコスタはそう冗談めかしながら答えた。

「35歳を過ぎてもキャリアは続けたいと思っている。それに、人生で他のことのやり方を知らないんだ。バイクが僕の“棺桶”になると思う」

「キャリアが終わったら、人生で何をすればいいのか分からないかもしれない。タイに行ってビーチで過ごすかもしれない。どうなるかな」

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