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バニャイヤ、サンマリノGPで3グリッド降格ペナルティが決定。FP1でスロー走行し他車妨害

ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、サンマリノGPのFP1でレースライン上でスロー走行をしてしまったため、3グリッド降格のペナルティが科された。

Francesco Bagnaia, Ducati Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第14戦サンマリノGPで、フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)がFP1終了後に3グリッド降格のペナルティを受けてしまった。

 バニャイヤは現在ランキングトップのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)から44ポイント差の3番手。まだチャンピオン獲得の可能性を残している状況だが、今回のグリッド降格が手痛い結果を招く可能性もある。

 グリッド降格処分が下された原因は、フリー走行1回目最終盤におけるバニャイヤのライディングだ。

 アタックを終えたバニャイヤは、その後コース上をゆっくりと走った。しかしターン3に向けて後方からまだアタックを続けていたアレックス・マルケス(LCRホンダ)とエネア・バスティアニーニ(グレシーニ)が接近していたため、バニャイヤがアタックを邪魔するかたちとなってしまったのだ。

 この件は他のライダーを危険に晒す行為だったとして審議対象となり、FP1終了後にレースディレクションは、3グリッド降格のペナルティを決定。バニャイヤがホームグランプリでのフロントロウスタートする可能性が消えてしまった。

 なおFP1のリザルトでは、バニャイヤは1分32秒752をマーク。トップタイムのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)からは0.439秒差となっている。

 
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