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VR46のヤマハ転向説は眉唾モノなのか? チーム預かるロッシ右腕「ドゥカティのマシンは速いし、契約を尊重している」

FIM会長のホルヘ・ビエガスによる発言からVR46チームのヤマハへの乗り換えがホットな話題となっているが、チームを預かるアレッシオ・サルッチはそうした噂を否定している。

Uccio Salucci, VR46 Racing Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGPに参戦するVR46チームは2024年シーズン以降、ヤマハのサテライトチームとなるのではないかという噂がある。しかし、チームディレクターのアレッシオ・サルッチはこれを否定した。

 バレンティーノ・ロッシがオーナーを務めるVR46は2022年シーズンからMotoGPクラスへの参戦を開始。ロッシと繋がりの強いヤマハのマシンを選ぶのではという話もあったが、最終的に彼らはドゥカティのマシンを使用することに決定し、2022年は好調な結果を残すことにも成功した。

 しかし、2022年末になり彼らが将来ヤマハへ乗り換えるのではないかという憶測が、にわかに浮上してきた。

 発端となったのはFIM会長のホルヘ・ビエガスの発言だ。彼はグリッド上に8台のドゥカティが並んでいることを問われた際、『2024年にVR46がヤマハにスイッチする』と語ったのだ。

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 要人の発言だっただけにこれは大きな話題となった。しかし当のVR46は、現行のドゥカティとの契約を尊重しており、ヤマハへのスイッチが検討されているわけではないと否定している。

 チームディレクターのアレッシオ・サルッチ(通称ウーチョ)は、この件について、GPOneに次のように語っている。

「ビエガスがどうしてあの“爆弾発言”を放り投げたのか分からないし、ちょっと不思議だ。我々はこの件についてなにも知らないんだ」

「ウチにはドゥカティとの2024年末までの3年契約があり、次シーズンに向けた更新オプションもある」

「合意した契約を間違いなく尊重しているし、それから2025年以降にドゥカティを継続していくかどうかを検討する。これまでも話してきたように、重要なことは競争力のあるマシンを使えるかどうかなんだ」

「個人的には、ヤマハが良いマシンになることを願っている。VR46アカデミー生(でヤマハ所属)のフランコ・モルビデリへの注意を払っていることは、否定できない。だが、それはVR46チームに関連するものではない」

 なお最近Motorsport.comがヤマハのマネージングディレクターであるリン・ジャービスにインタビューを行なった際には、VR46だとは明言しないものの「2024年に4台のヤマハをグリッドに乗せたい」と語るなど、交渉に動いていることを認めていた。

 ただ、前述のようにVR46はドゥカティとの契約を尊重しており、その結果にも満足している様子のため、2024年にヤマハ乗り換えが実現するためには、YZR-M1の戦闘力がかなり上昇する必要があるだろう。

 ウーチョは、さらに次のように語っている。

「この噂がどうやって生まれたかは知らないが、何か確かな話があるならウチにも教えて欲しいよ」

「真面目に話すと、ドゥカティとの関係には満足している。マシンは速く、(ルカ)マリーニと(マルコ)ベッツェッキも非常に喜んでいる。だから彼らと一緒にやっていきたい」

 
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