長島哲太、MotoGP日本GPでワイルドカード参戦が決定! Moto2&8耐勝者の実力を発揮するチャンス
ホンダは9月下旬に開催されるMotoGP第16戦日本GPに、HRC(ホンダ・レーシング)でテストライダーを務めている長島哲太がワイルドカード参戦すると発表した。
写真:: Honda Racing
9月2日、ホンダはMotoGP第16戦日本GPに、HRCテストライダーの長島哲太がワイルドカード参戦することを発表した。
現在30歳の長島は2014年にロードレース世界選手権のMoto2クラスへフル参戦を開始。翌年は”FIM CEV レプソル Moto2 欧州選手権”へ活躍の場を移したが、2017年には再び世界選手権Moto2クラスに復帰し、2020年シーズン開幕戦で初優勝。大きな話題となった。
ただ長島は同年限りでMoto2クラスのシートを喪失。翌年からHRCでテストライダーを務めることになった。
直近では3年ぶりの開催となった2022年の第43回鈴鹿8時間耐久ロードレースにTeam HRCのライダーのひとりとして出場。予選でコースレコードを更新する2分4秒934をマークして、ポールポジションを獲得する活躍を見せた。
決勝レースでも高橋巧、イケル・レクオナと共に盤石のレース運びを見せ、ホンダに2014年以来の8耐優勝をもたらしている。
そんな長島が、9月25日に決勝が行なわれるMotoGP第16戦日本GPの最高峰クラスにワイルドカード参戦することが発表された。
長島はテストライダーとしてMotoGPマシンのRC213Vも走らせてきたが、MotoGPクラスに参戦するのはこれが初。これで同グランプリには、レギュラー参戦中の中上貴晶(LCRホンダ)、スズキからワイルドカード参戦する津田拓也、そして今回発表された長島という3名の日本人ライダーがMotoGPクラスを走行することになった。
今回のMotoGP日本GPワイルドカード参戦にあたって、長島は次のようにコメント。日本GPで実力を発揮し、結果で応えたいと話した。
■Team HRC 長島哲太
「子供の頃からの夢であった最高峰のMotoGPクラスへ参戦することになりました。ワイルドカードで1戦だけですが、自分の実力を発揮して、チャンスをくれたHRCには結果で応えたいです」
「鈴鹿8耐ではテストからレースウィークを通して、思い通りの展開となり優勝することができたので、この良い流れを日本GPに繋げていきます。今年、HRCのテストライダーとして開発テストをする中で、ライダーとしてのスキルも向上したと感じているので、今の長島哲太の走りを皆さんに見ていただきたいです。精一杯頑張りますので、サーキットに来れる人もTV観戦の人も、ぜひ応援お願いします」
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