MotoGP中上貴晶、31歳の誕生日。勝負の年2023年に向け「やるべきことをやって、最高の年にする！」

　2月9日、LCRホンダからMotoGPに参戦中の中上貴晶が、31歳の誕生日を迎えた。彼は勝負の2023年シーズンを最高の年にしたいと意気込みを見せた。

　中上は2018年シーズンにLCRホンダからMotoGPクラスへ昇格。唯一の日本人ライダーとしてレースを争い、2020年には日本人として16年ぶりとなるポールポジションも獲得してみせた。

　ただ昨シーズンは苦しい戦いが続き、中上は48ポイント獲得のランキング18位と低迷。Moto2クラスでは後輩の日本人ライダー小椋藍が活躍を見せ、彼にシートを明け渡すことになるのではないかという見方もあった。

　最終的には2023年の契約延長に至り、中上はMotoGPクラスに継続参戦することになった。ただ、そうした状況で迎える2023年が彼にとって非常に重要なシーズンになることは間違いない。

　2月9日に31歳の誕生日を迎えた中上は、Twitterへの投稿で次のようにコメント。結果を出すことへの決意を覗かせた。

「31歳になりました。たくさんの祝福メッセージなどありがとうございます。やるべきことをやって、最高の年にする！」

　なおMotoGPは2月10日から、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでプレシーズンテストがスタート。3月の開幕戦ポルトガルGPに向け、本格的な準備が開始となる。

MotoGPに参戦する中上貴晶が、2月9日に31歳の誕生日を迎えた。2023年は勝負の年となってくるが、彼も「やるべきことをやって、最高の年にする！」と意気込みを見せた。