表彰台争いはもうすぐ? 中上貴晶「表彰台まではあと“コンマ数秒”」

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表彰台争いはもうすぐ? 中上貴晶「表彰台まではあと“コンマ数秒”」
執筆:
2019/04/08 1:19

第2戦アルゼンチンGPでドライコンディション自己最高の7位を獲得した中上貴晶。表彰台までは“あとコンマ数秒”が必要だと語った。

 MotoGP第2戦アルゼンチンGPでドライコンディションでのベストリザルトとなる、7位を獲得した中上貴晶(LCRホンダ)。中上は今回の結果を含め、昨シーズン最終戦から3戦連続のトップ10フィニッシュを果たしている。

 そして、2019年シーズンは第2戦まで消化した段階ではあるが、中上はチームメイトのカル・クラッチローから僅か3ポイント差のランキング7位につけている。

「レースは本当にタフなものでした。僕はレース序盤にポジションを確保したかったので、リヤタイヤにソフトを選択していました」

「しかし、1周目から本当に苦戦してしまいました」

「1周目を走り終わった時には、“このグリップでどう走りきれば良いんだ?”と思っていました。それから、ラップタイムが1分40秒台前半から中盤なのを見て、ライディングスタイルを変えようと試みました。他の皆も苦戦しているように見えましたね。もちろん、(マルク)マルケスは別のレベルでしたが」

 中上はそう語る。

「レース中、表彰台に近づいていると思えました。しかし、終盤になるとタイヤが完全に終わっていたので、ラップタイムを縮めるだけの力がありませんでした」

「とにかく、今回のレースウィークについては満足しています。僕たちは日ごとにかなり改善できました。本当に強さを感じています」

「もちろんアメリカズGPに向けて前進する必要があります。しかし、サーキット・オブ・ジ・アメリカズはホンダに向いているように思えるので、楽しみにしていますし、また僕自身としてもハードブレーキングに本当に自信があるんです」

 アルゼンチンGPでは表彰台争いのグループが目に映る位置で走っていた中上だが、表彰台争いに加わるためには何が必要なのか? という質問に、中上は次のように答えている。

「(表彰台までは)かなり近付いています。10秒の差があるわけではありませんからね。恐らくラップタイムでコンマ数秒が必要になると思います。そのコンマ数秒は本当に大変な作業ですけれどね」

「まだ2戦が終わった所です。ですがカタールよりも強くなっていると感じますし、自信があります」

「これまでのように取り組み続けていきます。新たなパーツがあるわけですし、自分のライディングスタイルに集中して、カルやファクトリーのふたりのデータと比較しています。これはとても助けになるんです」

 中上はシーズン開始前には、自身が2018年型のRC213Vを使用する唯一のライダーとなることで、タフなシーズンになることを恐れていたと語っていた。しかしこれまでの所、彼は予想よりも良いシーズンを過ごしている。

「自分のライディングスタイルはステップ・バイ・ステップで改善しています。レプソル・ホンダのふたりと、カルのデータが僕のライディングを成長させるのに凄く役立つんです」

「僕がどこで負けているかがハッキリとわかります」

「時々、ある点で苦戦していると考えますが、現実にはそれほど負けてはいないんです。だからデータをチェックし、詳細を全て理解しより速くしようとすることが大事なんです」

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この記事について

シリーズ MotoGP
ドライバー 中上 貴晶
チーム Team LCR
執筆者 Jamie Klein
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