MotoGPの中上貴晶、新型コロナ陽性でアルゼンチンGPを欠場へ。症状は無し
MotoGPに参戦するLCRホンダの日本人ライダー、中上貴晶が新型コロナウイルス陽性と判定されたため、第3戦アルゼンチンGPを欠場することになった。
LCRホンダは3月31日に、所属ライダーの中上貴晶が新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たため、MotoGPの第3戦アルゼンチンGPを欠場することになったと発表した。
中上は拠点のスペイン・バルセロナからアルゼンチンへ移動するため、月曜日に検査を受けた。するとその検査で陽性反応が出てしまったようだ。
翌日火曜の検査でも引き続き陽性となったため、中上は当初予定されていたフライトをキャンセル。さらに30日(水)の検査でも陽性反応となり、自宅アパートでの隔離を受け、アルゼンチンGPへの出場を断念した。
なお中上に症状はないようで、次のようにコメントを発した。
「残念ながら、今週末のアルゼンチンGPを欠場することになりました。チーム、スポンサー、そしてファンの皆さんにはとても申し訳なく思っています。症状はありませんし、体調は良いです」
MotoGPはアルゼンチンGPの翌週に連戦でアメリカズGPの開催を予定している。中上はここで復帰を目指すことになるが、アメリカは厳しい入国規制を敷いているため、簡単ではないだろう。
今シーズン、MotoGPライダーで新型コロナウイルス陽性による影響を受けるのは中上が初の事例だ。F1でも同様にドライバーがコロナ陽性でレース欠場を強いられる場面が見られているだけに、今後も今回のような事例が発生する可能性がありそうだ。
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