MotoGPでSNS人気ナンバーワンはマルケス! 怪我で王座遠ざかり欠場多数も圧倒的なファンの支持
MotoGPライダーのSNSに関する分析の結果、現在はマルク・マルケスが最も人気があり、バレンティーノ・ロッシの後を継ぐ者となっていることが分かった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPライダー達の人気や関心の持たれ方がどうなっているか、SNSへの投稿を利用した調査が行なわれた結果、現在はマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が最も影響力を保持しているライダーだと分かった。
この調査はEpsilon TechnologiesとFar Consultingが共同で実施。2022年1月から最終戦バレンシアGPまでの期間に行なわれた3万件のSNSへの投稿の影響を追跡調査した。
この調査で得られたデータと、Motorsport Networkとニールセン・スポーツが昨年行なったファン調査のデータをあわせ、より実践的なデータを得ることができた。
調査の結果、現在のMotoGPにおいてはマルク・マルケスが圧倒的な人気を誇っていることが、改めて示された。マルケスはSNSにおけるMotoGPの主な“燃料”となっており、グリッド上の他のライダーと比較して巨大な差が存在している。
現役で最多チャンピオンであるマルケスをファンが支持している傾向は、主要なSNS(Twitter、インタグラム、Facebook、Tik tok)で共通している。昨年のマルケスが怪我で21戦中8戦を欠場していてもだ。
なお最も人気のあるSNSはインスタグラムだった。この調査機関のインタラクションにおける82.3%を占めるという人気ぶりだ。
マルケスはそのインスタグラムにおけるインタラクションのシェアが40%を占める。ただ、これも2021年のMotoGP王者であったファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)の3倍近いフォロワー数を持つことを考えれば、無理も無いかもしれない。
またこうしたマルケスの人気は弟のアレックス・マルケスの投稿にも影響を与えている。彼の投稿のなかでもより多くのエンゲージメントを集めた2つの投稿は、兄のマルク・マルケスがタグ付けされたものだった。
MotoGPは2021年限りで稀代のスターライダー、バレンティーノ・ロッシが引退。人気に関して心配する声も出ているが、2023年からはよりファンの興味を惹きつけるためにスプリントレースが行なわれることになった。
昨年、右腕の骨折治療のために4度目の手術を受けたマルク・マルケスも2023年はいよいよ本格的に復活することが期待されている。彼と新チャンピオンのフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)やクアルタラロといった新世代のライダーたちが競い合い、より幅広いライダーの人気が出てくることをMotoGPは期待しているだろう。
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments