小椋藍、MotoGP初優勝は秒読みか!? オランダGPスプリントでは一時4番手に落ちるも0.3秒差の2位「良い順位を争える状態」
MotoGPオランダGPのスプリントで2位に入った小椋藍は、レース序盤での出遅れを悔やんだ。
アッセンで行なわれているMotoGP第10戦オランダGPで、トラックハウスの小椋藍は2番グリッドからスプリントをスタートして2位フィニッシュ。日曜日の決勝レースの優勝候補としての存在感を示した。
前戦チェコGPのスプリント、決勝レースに続いて、またしても2位に終わった小椋。しかしMotoGPクラス初優勝も時間の問題と思わせるパフォーマンスを見せている。
予選トップ4独占とアプリリアが好調な今回のグランプリは、当初はファクトリーチームの2台が主役になるかと思われたが、スプリントではサテライトチームであるトラックハウスの小椋とラウル・フェルナンデスが躍動し、フェルナンデスが優勝、小椋が2位に入った。ただ小椋にとっては、もうひとつ上の順位でレースを終えられる可能性もあった。
小椋にとっては、レース序盤にフェルナンデスとファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)に抜かれてしまったことが痛かった。彼はいつも通り後半に息を吹き返して、ポールシッターのホルへ・マルティン(アプリリア)とディ・ジャンアントニオを抜き去り2番手に上がったが、その頃にはチームメイトのフェルナンデスがリードを広げており、2台の差は1.2秒もあった。
小椋はその後も力強いペースでその差を縮め、フェルナンデスと0.3秒差でフィニッシュした。したがって、もう少し周回数が多ければ逆転もあったかもしれない。逆に言えば、決勝レースではその機会は十分用意されている。
小椋は国際映像のインタビューでレースをこう振り返った。
「チームにとって初めてのワンツーフィニッシュなので、僕たちにとっては本当にうれしいです。レースもすごく楽しかったです。最初の数周でふたつポジションを落としてしまったのは残念でしたが、明日に向けて改善すべき点が分かったのは良かったですし、とにかく良いレースでした」
さらにDAZNのインタビューでは、簡潔ながらもう少し詳しく自身の走りを分析した。
「昨日からセクター4ではすごく速さがあると感じていました。そして今朝のFP2と予選で、セクター1でかなりタイムを失っていることが分かりました」
「スプリントに向けてその部分を改善しようと取り組んで、少しは良くなったと思いますが、それでもまだ十分ではありませんでした。どこを改善すべきかが分かったのは良いことです」
また、今大会からのレギュレーション変更によりフロントのライドハイトデバイスなしで迎えたスタートについて尋ねられると、次のように答えた。
「ギャンブルがうまくいったと思いますし、前の方につけることができました。以前のデバイスを使えた時と比べると、どのライダーも少し遅く感じると思いますが、特に大きな問題はありませんでした」
そして日曜日の決勝、優勝の可能性について問われた小椋はいつも通り慎重な姿勢を崩さず、「良い順位を争える状態にはあると思います」と述べた。
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