RNFレーシング、ラウル・フェルナンデスとミゲル・オリベイラの起用を発表。来季はアプリリアへ乗り換え
RNFレーシングは、MotoGP2023年シーズンのライダーラインアップを発表。ラウル・フェルナンデスと、ミゲル・オリベイラを起用することが分かった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPに参戦するRNFレーシングは、2023年シーズンのライダーラインアップを発表。来シーズンはライダーを総入れ替えし、ラウル・フェルナンデスとミゲル・オリベイラを走らせることになった。
RNFレーシングは、2022年シーズンからペトロナスSRTの後継チームとしてMotoGPへ参戦。ヤマハのサテライトチームとして、アンドレア・ドヴィツィオーゾとダリン・ビンダーの2名を起用してきた。
ペトロナスSRT時代からヤマハのサテライトチームとして戦ってきたRNFだったが、今年6月に2023年シーズンからマシンをアプリリアに乗り換えることを発表していた。
アプリリアのサテライトチームとなる2023年以降のライダーラインアップに関しては、motorsport.comが報じていたようにフェルナンデスは加入確実だと見られていた。その一方で、チームメイトが誰になるかは不透明だった。
そして今回の発表により、オリベイラの起用が確定。オリベイラは現在KTMファクトリーに所属しているが、以前からRNFへ加入する可能性が高いと指摘されていたひとりだった。ただ、テック3への“降格”人事を受け入れる可能性もあると見られていたため、その先行きが注目されていた。KTM側も条件を改めてオファーしていたようだが、最終的にオリベイラはRNF移籍を決断した。
フェルナンデスもKTMと2023年までの契約が結ばれていたが、両者は早期の契約解除に合意したため、アプリリア陣営加入が可能となった。
フェルナンデスとオリベイラは、共にアプリリアとの2年契約。来シーズンはRNFで、最新型RS-GPを走らせることになる。
なおフェルナンデスは発表前の8月29日時点で、SNSに次のようにコメント。KTMを去ると同時に、感謝していると語った。
「みんなもう知っているかとは思うけど、KTMと僕は今シーズン限りで別れることになる」
「Red Bull MotoGP Rookies Cupでこのファミリーの一員になって以来、KTMは僕のレースキャリアの一部となっているし、彼らの手助け全てに感謝している」
「この数年間、僕らは厳しい瞬間もあれば、素晴らしい瞬間も経験してきた。でも何よりも、多くのことを学べた期間だった。KTMは僕の人生における重要なポジションを占めているから、今後も心に“オレンジ”はあり続けるだろう。ありがとう」
なお現在RNFから参戦するドヴィツィオーゾは、今週末のサンマリノGPをもって現役を引退。今シーズンの残るレースでは、ヤマハのテストライダーであるカル・クラッチローが後任としてレースに出場する。またMotoGPのシートを失うことになったビンダーは、Moto2クラスへ移ると見られている。
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