アルガルヴェGPで転倒オリベイラ、検査の結果怪我は無し。地元戦リタイアには悔しさも
MotoGPアルガルヴェGPではレース終盤に転倒が発生し、赤旗終了となった。転倒したミゲル・オリベイラは検査で病院へ運ばれたが、ケガは避けられたようだ。
Miguel Oliveira, Red Bull KTM Factory Racing and Iker Lecuona, KTM Tech3, crash
Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第17戦アルガルヴェGPでは、レース終盤にミゲル・オリベイラ(KTM)とイケル・レクオナ(テック3)のふたりが絡む転倒が発生。残り2周の段階で赤旗が出され、レースは終了となった。
オリベイラとレクオナは10番手を争っていたが、ターン13に向けて進入する際にレクオナが転倒。アウト側に位置していたオリベイラは、マシンに挟まれるような形で転倒し、グラベルへと転がった。
転倒後、オリベイラは検査のために病院へ搬送。検査の結果、オリベイラに深刻な怪我はないことが確認された。
オリベイラは母国戦でもあった今回のレースの結末は残念だとしながらも、最終戦バレンシアGPに向けた意気込みを見せた。
「日曜のレース後、医学的な検査を受けに行ってきた」
「どの検査でも何も見つからなかったのは良かった。今後数日間は何か症状が出てこないかをきちんと見ていく必要がある」
「でもほとんど大丈夫そうだ。レース自体は、今週末の他のセッションよりもうまく進んでいたから残念だけどね」
「凄く良いスタートが切れて、トップ10でフィニッシュできると思っていた。だからクラッシュには少しガッカリしている。でも前に進んで、最終戦バレンシアでは良いレースができればと思う」
なおオリベイラに衝突した側のレクオナは、レース中にマシンの減速に苦戦しており、ターン13での転倒は路面のバンプに当たってしまった結果だったと説明した。
Miguel Oliveira, Red Bull KTM Factory Racing and Iker Lecuona, KTM Tech3, crash
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
「今朝は凄く感触が良かったんだ。この週末の間ずっとそうだったみたいにね」
「でもレースになったら、なぜか分からないけど、マシンを減速して止める部分にたくさん問題が出てきてしまった」
「10周した後からフロントタイヤが苦しくなりはじめて、何度もロックさせてしまって、ターン1や5、13では何度もクラッシュしそうになっていた」
「フロントタイヤに凄く苦戦していたんだ。リヤにハードタイヤ、フロントにミディアムタイヤ、そして気温が高い状況でたくさん走るのは今回が初めてだったのは事実だ」
「苦戦はしてしまっていたけど、それでもトップ10を争う自信はあった。トップグループで戦うチャンスはなかったけど、良い結果を出せると思っていたんだ」
「それでミゲルとブラッド(ビンダー)や(エネア)バスティアニーニと戦っていた。彼(オリベイラ)をオーバーテイクしようとしたんだけど、小さなバンプに当たってしまった。クラッシュした僕とバイクが彼にぶつかってしまったんだ。彼には謝ったんだけど、彼は心配しないでと言ってくれた」
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