アコスタ、予選Q2直行を今季初めて逃す「これが今年最悪の事例になってくれることを願う」
KTMのペドロ・アコスタはMotoGPスペインGPで予選Q2への直接進出を今年初めて逃してしまった。
ヘレス・サーキットで開幕したMotoGPスペインGPの初日、ペドロ・アコスタ(KTM)は序盤3戦から一転して苦しんだが、これが一度きりのことになってほしいと彼は考えている。
アコスタは2026年シーズンの開幕から好調な走りを続けてきたが、スペインGPの初日はFP1こそ8番手だったものの、続くプラクティスではトップ10に届かなかった。
最終的には15番手タイムで、予選はQ1スタート。これは今季初めてのことだった。
アコスタは新品のソフトタイヤを使った時のアタックでは速さを見せていたものの、いずれもラップをまとめることができていなかった。ヘレスでは特にブレーキングが厳しいターン6で、アコスタはハイサイド寸前の危うい瞬間もあった。
セッション後、アコスタは今回の苦戦ぶりについて訊かれると、コース特有のものかもしれないと話した。
「理解するのが難しい。こういう他のコースとは違う“普通の”フィーリングになるのはここだけなんだ」
「できればこれが今年最悪のグランプリになって、その後はこれまでの流れに戻れればいいと思っている」
「(最初のアタックで使った)あのタイヤなら、理由は分からないけどQ2に入れていたと思う。2本目よりずっと速かったんだ」
「なぜか最初の方がグリップがあった。何が起きているのか、なぜここまでブレーキングで苦しんでいるのかを理解する必要がある。このコースではそこが弱点になっているみたいだ」
スペインGPのプラクティスではドゥカティ勢5人、アプリリア勢4人がトップ9を分け合った。Q2直接進出最後の1枠には、KTM勢のエネア・バスティアニーニ(テック3)が入った。
アコスタはトップタイムを記録したアレックス・マルケス(グレシーニ)の後ろでは僅差の争いが繰り広げられていたことから、Q2直接進出を逃したことは悔しいと言う。
「みんなが接近しているからこそ、Q2を逃したことがより厳しく見えるんだ。結局のところ、0.2秒縮めれば3番手にもなれたかもしれないんだからね」
「いずれにしても、明日に向けてやるべきことがある」
アコスタは予選Q1では、ホンダ勢やヤマハ勢に加え、チームメイトのブラッド・ビンダー、そしてVR46のフランコ・モルビデリらとQ2進出を争うことになる。
ヘレス・サーキットは予選ポジションの重要度が高い上、タイヤの空気圧ルールの影響から、レース中のオーバーテイクが難しくなる事も予想されている。
「日曜日に雨が降らなければ、Q1がすべてになる」とアコスタは語った。
「多くの場合、Q1からQ2に進む方が、直接Q2に進むよりもはるかに難しい。前進できるか見てみよう。ただ、ジョアン・ミル(ホンダ)、ビンダー、それにいつもサプライズを起こすモルビデリ、そしてファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)もいるから、厳しい戦いになるのは確かだ」
「レースペース自体は悪くない。特にプラクティスではそうだった。ただ、仮に15番手スタートだったとしたら、どれだけ良いペースがあってもあまり意味がない。明日は最善を尽くすしかない」
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