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KTMに足りないのは「コーナリング性能」だとアコスタ主張。今季序盤最強のアプリリアに劣る部分が明確に?

KTMのペドロ・アコスタは2026年のMotoGPを支配しているアプリリアのマシンとの差は、主にコーナリング性能にあると考えている。

Jorge Martin, Aprilia Racing Team, Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing

 MotoGPの2026年シーズンは、開幕からアプリリアが連戦連勝し、シリーズを支配している。KTMのペドロ・アコスタは、ライバルに劣っている最大の要因をコーナリング性能だと考えている。

 アプリリアのマルコ・ベッツェッキは、シーズン開幕戦のタイGPを制すると、続くブラジルP、アメリカズGPを連勝。ベッツェッキのみならず他のアプリリア勢のライダーも好調な走りを見せており、近年のMotoGPで最強の座をほしいままにしてきたドゥカティ勢を上回り、選手権をリードしている。

 アプリリアに続く位置をドゥカティ勢と争っているのがKTMのアコスタだ。KTMのマシンは2025年シーズンと比べて大きく改善され、アコスタは常に上位争いに加わっている。昨年までマシンの弱点になっていたタイヤマネジメントも向上していることは、アコスタがより上位を争えるようになった一因だろう。

 ただアプリリアに追いつくためには、主にコーナリング性能を改善すべきだろうとアコスタは指摘する。

「アプリリアは他のメーカーよりもバイクをうまく曲げるための何かを見つけているように見える」

 アコスタはそう語る。
 
「アレイシ・エスパルガロがアプリリアに在籍していた頃から、コーナリングは他のメーカーと比べても非常に優れていた。特にKTMと比べるとそうなんだ」

「とても安定しているんだ。方向転換においてミスがない。もちろんマルコもホルヘ・マルティンも、ふたりともにね」

「同じペースで彼らについていこうとするとミスが起きてしまう状況では、非常に難しい」

Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing

Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing

Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images

「アプリリアは非常によく曲がっている。それがまさにKTMにとって強みではない部分だと思う」

「僕たちは自分たちの限界は理解している。今のところ、アプリリアとドゥカティが一歩か二歩、前に出ている」

「現状だと毎回のレースでトップ5をキープすることが目標になるね」

 アコスタはここまでの3戦で表彰台を2回記録。またスプリントレースでも1回勝利して、ランキングでは3番手につけている。ただKTM陣営のアコスタ以外の3人は苦しんでいる。

 第3戦アメリカズGPではエネア・バスティアニーニがスプリントでは他者のペナルティによって繰り上がりの表彰台を得ているが、KTMは依然としてアコスタ1強に近い状況だ。

 アコスタは、チームメイトたちも前方で戦えるよう、KTMはマシンのセッティングを調整する必要があると考えている。

「エネアが大きく前進できたことはかなり嬉しいよ。KTMや、拠点のファクトリーのみんな、そして僕自身にとっても週末を通してより良くなるために大きく役立ったと思う」

「僕たちに今必要なのは、まさにこういう事だ。エネアが今回やったようにみんなが速く走れるベースセットアップを見つけ出そうとするんだ。そうすれば、僕らは成長できる」

 MotoGPは第4戦スペインGPから、ヨーロッパラウンドに入る。ここまでのフライアウェイ戦とは異なりより低い気温や異なるコース特性という条件の中で、勢力図はより明確化されるはずだ。

 アコスタはMotoGPでの初優勝を現実的に狙えるレースはどこかと尋ねられたが、未知数だと語った。

「時が来れば分かるだろう。今は、どのレースも僕にとっては未知数だ。ヨーロッパ外でバイクの調子は悪くなく、アプリリアとドゥカティにほぼついていくことができたけど、彼らを負かすだけの力はない」

「アプリリアとドゥカティは、ストップ・アンド・ゴーのコースであろうと何であろうと、あらゆるサーキットに非常によく適応しているように見える。だからヘレスは僕らにとってまた未知数となってくるだろうね」

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