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KTMの新型バイクは「ゼロから作った」みたいに去年と違う? アコスタ&ビンダー、オフシーズンの努力っぷりを称賛

ペドロ・アコスタは、KTMの2026年のMotoGPマシンは「ゼロから」新しいバイクを作り上げたかのような感覚だと話した。

Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing

 MotoGPの2026年シーズン開幕が近づいているが、KTMの新型マシン開発にかける本気さをペドロ・アコスタが称賛している。

 今年でMotoGP3年目を迎えるアコスタは、KTM陣営に留まるかどうかが注目されていて、移籍が強く予想されている。しかしそうした中でも、KTMは今年のマシンの仕上がりにはかなり自信を持っているようだ。

 マシン開発にかけるKTMの積極的な動きは、アコスタも称賛している。2026年型マシンは技術的には完全な新設計ではないが、アコスタはこの冬に行なわれた変更範囲の広さがバイクを変貌させ、昨年と比べて「完全に新しい」モノのように感じられると示唆した。

「昨年(2025)の最初に、僕たちは(セパン)テストに2024年型バイクへいくつかのアップデートしたモノを持ち込んだけど、シーズン中盤までは本当に新しいものは何もなかった」

 KTMのローンチイベント後、メディアにアコスタはそう語った。

「今年はより大きなステップが確認できる。2段階というほどではないかもしれないが、ゼロから完全に新しいバイクを作っているように見える。そしてこれは非常に自信を与えてくれる」

「それにファクトリー全体の状況が1年前と同じではないのも事実だ。みんなの表情からは、全員がより落ち着いて、自信を持っていることが感じ取れる。こういうのは落ち着かせてくれるよね」

 チームメイトのブラッド・ビンダーも、アコスタと同意見だ。彼は昨年11月のバレンシアテストの段階で、すでにマシンパッケージが進歩していて、そこからセパンテストに向け、さらにアップデートが準備されていると語った。

「昨年の今頃は、試すものは明らかに少なかった」と、ビンダーは言う。

Brad Binder, Red Bull KTM Factory Racing

Brad Binder, Red Bull KTM Factory Racing

Photo by: KTM Images

「(今年は)マレーシアに到着したときに試すべきアイテムや様々な要素が確実に増えているんだ」

「昨年は前年度のバイクの派生型という色合いがかなり強かった。でも今年は現時点で、より新しいモノを試すことができそうなんだ」

「バレンシアの時点で小さな改善が見られていた。そしてこのオフシーズンを経て、僕らは準備が整い、前進できる位置にいると確信している」

 KTMモータースポーツディレクターのピット・ベイラーはこのオフシーズン期間を、チームが平常運転へと戻る期間だったと表現していて、「安定した予算」によって冬の間に大規模な開発を進めることが可能になったと述べた。

「会社の状況が我々のMotoGPプロジェクト全体にも影響を及ぼし、打撃と後退をもたらしたことは秘密のコトではない」

「だがその後退を乗り越え、再びMotoGPで表彰台を争えるようになった。チームを誇りに思う。チームに残り、闘志を燃やし、支えてくれた全ての人たちを誇りに思っている」

「おかげで、バレンシアでライダーのために新しいパーツを用意し、セパンでライダーが望むものを選ぶことができるなど、2026シーズンに向けて通常の体制で準備を進めることができた。そして、セパンではライダーが望むものを手に入れることができるんだ」

「我々は2026年に向けて非常に良い準備ができていると感じている。今年は安定した予算と強力な計画があった。クリスマスには休みを取り、全員がしっかり回復してバイクの組み立てに備えることができた。つまり、我々は平常運転に戻っているということだ。気分は良い。2026年型マシンでは上手く前進できると感じている」

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