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アコスタ「昨年のKTMはそんなに悪くはなかったが、今年もそれほど良くはない」

KTMのペドロ・アコスタは第2戦ブラジルGPを終えた今、2026年型マシンについて「それほど良くはない」と考えている。

Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing

 KTMのペドロ・アコスタは、2026年シーズンのMotoGP第2戦ブラジルGPを終えた段階で、今年のマシンについて「それほど良くはない」と評している。

 22年ぶりの開催となったブラジルGPだったが、決勝日はまたしてもトラブルが発生。サーキットの舗装劣化の問題で、31周予定だったレースが23周に短縮されて争われた。

 そんな決勝でアコスタは、大半のライダーとは異なるリヤソフトを選択。この選択の効果か、アコスタは序盤に9番グリッドから4番手まで順位を上げた。ただ中盤以降は徐々にポジションを落としていき、最後はトップから10秒以上離されて7位での完走だった。

「もともとはミディアムタイヤで走るつもりだったんだ。どうせ苦戦するなら、他の皆と同じように苦戦する方が良いと考えていた」と、アコスタは決勝を振り返って語った。

「だけどレースが短縮されたのを見て、ソフトタイヤを使うことにした」

「僕の唯一のチャンスは、序盤にハードプッシュすることだった。でも11周目あたりから、初日と同じ問題が出始めてしまった」

 タイヤの消耗はアコスタの苦戦の要因のひとつだが、彼は主な問題点として、ストレートスピード不足を挙げている。なお決勝ではマルク・マルケス(ドゥカティ)が346km/hを記録していたが、アコスタは341km/hとなっていた。

「ストレートスピードが大きく足りていないけど、それについて僕にできることはない」

 アコスタはそう語る。

「KTMではフロントタイヤを多用するんだけど、このトラックではそれが大きな負担だった。スピード不足と相まって、オーバーテイクができない状況ではレースプランを立てるのが非常に難しい」

Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing

Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing

Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images

 アコスタはプレシーズン期間は、KTMがオフシーズン中に進めてきた改善に概ねポジティブな姿勢を示していた。開幕戦でもスプリントレースで初勝利し、決勝でも2位と結果は出ていた。

 しかしブラジルGPの内容を経てマシンの競争力にはより慎重な考えを示すようになった。

「アメリカズGPでも苦戦するだろう。だけどセットアップでコーナーでのハンドリングを改善する必要がある。それでもストレートで遅れるのであれば、それは僕の手に負える問題じゃない」

「タイと今回のレースの中間あたりのパフォーマンスを目指す必要がある。昨年のバイクはそれほど悪くなかったし、今年のバイクもそれほど良いわけではない」

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