アコスタ、2027年はドゥカティ入りがほぼ確定か。放逐バニャイヤはVR46、ヤマハそれともホンダ……?
MotoGPのライダー市場の動きが慌ただしくなっているが、現KTMのペドロ・アコスタがドゥカティに加入する可能性が非常に高い。
MotoGPでは2026年シーズンの開幕を前に、ライダー市場の動きが慌ただしくなっている。そうした中、現KTMのペドロ・アコスタが、ドゥカティへ移籍することが確実視されている。
1月末、motorsport.comが報じたように、現ヤマハのファビオ・クアルタラロは2027年にホンダへ、現アプリリアのホルヘ・マルティンがヤマハへと移籍する見込みと、トップライダーの移籍市場に大きな動きがあった。
その一方で、ドゥカティは比較的プレッシャーが少ないチームだ。マルク・マルケスが残留の意思を明確にしていることが大きい。motorsport.comの調べではすでに契約は合意済みで、あとは契約条項の調整が残るのみだと見られている。この調整が済めば、開幕戦前には契約に関する発表が相次ぐと予想されている。
そしてスペインの『AS』が報じているように、この数週間、ドゥカティがマルケスのチームメイトとして、現KTMのアコスタを迎え入れる可能性が非常に高いと言われてきた。実際、マルケス&アコスタの布陣が現実のモノとなりそうなのだ。
motorsport.comの取材では、現ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤのエージェントは現在、新たなシート獲得のために尽力していることが分かっているのだ。つまりドゥカティのシートを失う前提で動いていると言っていい。
バニャイヤならばほとんどのマシンを乗りこなせるだろう。しかし論理的に考えれば、師匠バレンティーノ・ロッシのチームであるVR46に入り、ドゥカティ・ファミリーに留まるほうがいいかもしれない。
ただ、ヤマハがマルティンのチームメイトとして、もしくはホンダがクアルタラロのチームメイトとしてバニャイヤを迎え入れ、世界王者コンビが誕生すると言う可能性も否定できない。アプリリアも、バニャイヤの親友であるマルコ・ベッツェッキのチームメイトとしてオファーすることを検討しているかもしれない。
ドゥカティのアコスタ獲得は、昨年不振に陥ったバニャイヤに挽回の機会を与えなかったという意味合いで、やや攻撃的な人事と受け取られるかもしれない。しかしmotorsport.comに入っている情報では、ドゥカティのこういった動きは将来的な損害を回避するための戦略のようだ。
というのも、ライダー市場の動きが非常に速い中、マルケス側の契約条件の兼ね合いもあり、ドゥカティはトップライダー確保に向けて迅速な決断を迫られた。アコスタを獲得すれば、将来的にマルケスが引退や新天地への移籍を決断した際の後継者も確保できることになるのだ。
さらに、アコスタ側がドゥカティ入りを強く望んでいることもあり、条件面での要求はそれほど厳しくなかった可能性が高い。アコスタは昨年、2026年にVR46へ移籍するため、KTMとの契約最終年を放棄する可能性を模索するなど、既にドゥカティ入りを画策していた。
しかしながらKTM首脳陣は契約解除交渉に応じることを検討せず、その間もスポーティングディレクターのピット・ベイラーは契約延長の可能性を閉ざさないようアコスタを説得し続けていた。
なお、アコスタが抜けたKTMファクトリーチームのシートはマーベリック・ビニャーレスが埋める見込みだが、現在ブラッド・ビンダーが乗るもう1台の行方は依然として不透明である。
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