ペトロナス・ヤマハSRT、2021年体制を発表。“生ける伝説”バレンティーノ・ロッシが加入
MotoGPに参戦するペトロナス・ヤマハSRTが2021年シーズンに向けたチームローンチイベントを実施。新たに加入するバレンティーノ・ロッシと、フランコ・モルビデリの師弟コンビが姿を見せた。
Valentino Rossi, Petronas Yamaha SRT, Franco Morbidelli, Petronas Yamaha SRT
Petronas Yamaha SRT
ロードレース世界選手権の最高峰MotoGPクラスへ参戦するペトロナス・ヤマハSRT。彼らは3月1日に2021年シーズンのチームローンチイベントをオンラインで実施した。
ペトロナス・ヤマハSRTは2019年にMotoGPクラスへの参戦を開始。チームはファビオ・クアルタラロが1年目から非凡な才能を示して頭角を現わすと、2020年にはクアルタラロとフランコ・モルビデリがそれぞれ3勝を記録しチームランキングで2位を獲得してみせた。
クアルタラロは今季からヤマハファクトリーチームへ移籍。そして、その後任として9度の世界王者であるバレンティーノ・ロッシが加入。VR46アカデミー出身で、弟子と言えるモルビデリとチームを組むことになった。
ロッシはこれまでチームを移籍する際、彼のチームをまるごと引き連れて来たが、今回それは不可能だった。そのためロッシはクルーチーフのダビデ・ムニョス、データエンジニアのマッテオ・フラミーニ、パフォーマンスアナリストのイダリオ・マヌエルの3名と共にSRTへ移ることになった。
またロッシは引き続きヤマハからフルファクトリーサポートを受け、最新型のYZR-M1を使用する。一方でモルビデリは“Aスペック”と呼ばれる2019年型に改良を加えたYZR-M1を使用する事になっている。
なおイベントで公開された2021年のマシンカラーリングは、昨シーズンからは大きく変わっていない。
【ギャラリー】ペトロナス・ヤマハSRT 2021年シーズンマシン&ロッシ&モルビデリ
これで2021年シーズンに向けた発表を済ませていないのは、アプリリアとスズキのみとなった。アプリリアは3月4日、スズキは3月6日にそれぞれチームローンチイベントを実施する予定だ。
そして3月6日からはカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットでプレシーズンテストが開始。同月28日には開幕戦カタールGPが行なわれる予定だ。
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