「アプリリアかKTMに移籍したい」ドゥカティ放出のペトルッチ、希望は叶う?
ドゥカティファクトリーチームを離脱することになったダニーロ・ペトルッチは、2021年シーズンにアプリリアかKTMに移籍できればと、今後の希望を語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPの2020年シーズンは新型コロナウイルスの影響によって中断されたままだが、ライダー市場の動きは過熱気味だ。
ドゥカティは5月末に来季のライダーとして現プラマックのジャック・ミラーを起用すると発表し、さらに空いたプラマックのシートにはMoto2のホルヘ・マルティンとの契約も固めたと見られている。
公式発表は無いものの、その煽りを受ける形でダニーロ・ペトルッチは放出されると見られており、最終的に本人も契約延長されないことを認めた。
ペトルッチの身の振り方としては、スーパーバイク世界選手権でドゥカティファクトリーチームに加入すること、もしくはアプリリアへの移籍という線が囁かれている。
Sky Italiaがペトルッチに行なったインタビューでは、彼はアプリリア移籍を望んでいること、そしてKTMにも興味を持っていることを明らかにした。
「アプリリアに行きたいと思っている。新型マシンもあって、好奇心が掻き立てられるよ。最初から速かったし、そういったことはかなり稀だからね」
「プレシーズンテストで彼らはかなり速かった。だからアプリリアと一緒に行ければと思う」
「それからKTMにも興味がある。彼らは凄く伸びているし、懸命に作業に取り組んでいる」
ペトルッチはそう語った。折しもKTMに関しては、これまでプロジェクトを引っ張ってきたポル・エスパルガロが離脱し、レプソル・ホンダへ移籍するのではないかという情報がキャッチされたばかりだ。
「本当かどうかはわからないけど、ポルがKTMを離脱するっていうニュースもあった」
「チームを去るという彼の決定にはちょっと驚かされた。だって彼はあのプロジェクトの要だったんだから」
「でもそれで、ここには僕の経験を活かすことのできるふたつのメーカーがある。僕もMotoGPではいくらか経験があるんだ」
「僕はそういった成長しようとしているプロジェクトに取り組みたい。KTMは表彰台を獲得していて、アプリリアはまだだけど、どちらも間違いなくトップを目指しているメーカーだ」
「そうした2メーカーと一緒に走れたらと思う」
アプリリアはアレイシ・エスパルガロとの契約延長が間近と見られている。一方、ドーピング疑惑によって出場停止処分が続いているアンドレア・イアンノーネについてだが、アプリリアはイアンノーネを支持しており、控訴が認められた場合には2021年まで契約を維持したいとしている。
ただ、motorsport.comの調べではアプリリアとペトルッチは契約締結に近づいていることがわかっている。
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