MotoGPオーストラリアGP、週末を前に舞台のフィリップアイランド・サーキットの一部が冠水……駐車場などが閉鎖
MotoGPオーストラリアGPのフリー走行を前に、舞台となるフィリップアイランド・サーキットの一部が洪水により冠水している。
新型コロナウイルスの影響により2019年以来開催がなかったMotoGPオーストラリアGP。今年は3年ぶりにフィリップアイランド・サーキットにMotoGPが戻ってくるが、グランプリ週末を前にサーキットは豪雨により一部が冠水するという事態に陥っている。
サーキットがあるオーストラリア・ビクトリア州では雨天が続き、オーストラリア気象局(BoM)からは現在洪水警報が発令さている。
サーキットの低地部分は水没し、駐車場などの一部施設は、天候の影響により閉鎖されている。
Rain on track
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPのセーフティカーは木曜日午後からサーキットを周回。公式メディアバイクも走っており、motorsport.comの調べでは、MotoGP関係者は金曜日に予定されている2回のフリー走行にはコースの水没が影響することはないと考えている。
ただ現在の予報では、雨は金曜日を通して降り続くとされているが、BoMによると予選が行なわれる土曜日は部分的に曇り、決勝レースが行なわれる日曜日は概ね晴れるという。
今週末のコース上での走行には影響がないかもしれない。ただ、オーストラリア東海岸を襲った豪雨がグランプリ運営に支障をきたさないとは限らない。特に、サーキット併設の駐車場が使用可能にならない場合はなおさらだ。
Rain on track
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
先週末にニューサウスウェールズ州で開催されたバサースト1000でも、ほとんどの駐車場が泥地と化し、ほとんどの駐車場が閉鎖……訪れたファンやコースサイドのキャンパーたちは悲惨な状況に晒された。
悪天候により、バサースト1000のグリッド1列目から5列目までを決める伝統のトップ10シュートアウトは、60年に渡るこのレースの歴史において初の中止となっていた。
サーキット水没がコース内外にどう影響を与えるかは未知数だが、金曜日の走行はMoto3のフリー走行1回目が行なわれる7時00分からスタート。MotoGPフリー走行1回目はその後7時55分から行なわれる。
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