MotoGP スティリアGP
大苦戦エスパルガロ弟、“ほぼビリ”に「恥ずかしい結果……」連戦で懸案リヤグリップ改善目指す
MotoGPスティリアGPを16位で終えたレプソル・ホンダのポル・エスパルガロは、こうした後方でレースを終えることは「恥ずかしい」と語った。

Lewis Duncan
公開日時: 2021/08/12 8:28
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

レプソル・ホンダのポル・エスパルガロは、MotoGP第10戦スティリアGPを予選15番手からスタートすると、ポイント圏外の16位でフィニッシュ。不甲斐ない結果に彼は「恥ずかしい」と語った。
エスパルガロはKTM時代の昨シーズン、同じレッドブルリンクで行なわれたスティリアGPで、ポールポジションを獲得。決勝レースでは3位表彰台も獲得しているだけに、16位という現状への悔しさも大きい様子だ。
「まず最初に、戦略を変えることだろうね。僕らは破れかぶれになっていたから……」
ホンダでより良い結果を得るためには、どうすればよいかと訊かれたエスパルガロは、そう語った。
「予選Q1では破れかぶれになっていたんだ。それでミディアムタイヤを使ってしまった。つまりそれは、赤旗中断が発生した場合の予備のタイヤがなくなることを意味していた」
「だから赤旗になった時、僕は他のライダーのように交換する(新品の)タイヤを持っていなかったんだ」
「だから僕はリヤに5周使ったタイヤを履いてスタートしていた」
「多くのライダーが再開後のレースではグリップについて不満を言っていたよね。想像できると思うけど、その状況で既に5周走っていたタイヤでスタートしていたら、完全にダメなんだ」
Pol Espargaro, Repsol Honda Team
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
「なんとか完走することはできた。このコースが僕には凄く相性が良いと分かっているのに、こんな後ろを走らなければならないのは、恥ずかしいことだった」
「僕はここで速く走ることができるし、去年はポールポジションスタートから勝利も狙えていた。(今回は)恥ずかしかったよ」
なおエスパルガロは現在の主な問題について、以前と同じようにリヤグリップの欠如だと語っている。この問題によってリヤブレーキを普通に使うことができず、“利き手と反対の手で文字を書く”ような走りを強いられていると、彼は語る。
「リヤグリップがこのバイクの問題なんだ」
「(開幕戦の)カタールからこんな感じだけど、マシンに変更を加えなければ同じ問題が続くだろう」
「以前の他のバイクでは、フロントブレーキへの負荷を避けるためにもリヤブレーキを多く使って、コーナー中盤での減速やコーナリングでそれが役立っていたことを覚えている」
「問題はリヤグリップが無いと、リヤブレーキを使えないということだ」
「そのせいでリヤブレーキには硬いバネが付いているだけになってしまう。リヤブレーキ無しというのは、まるで左手で文字を書いているようなんだ」
「僕らにはグリップが足りない。それに尽きるよ。他のマシンのようにリヤグリップを得ることができれば、もっとコーナリングも速くなるだろうし、加速も良くなる。フロントに苦戦しなくなるだろうから、予選も良くなるだろうね」
「だから全てに苦しんでいるんだ。リヤグリップは今の時代のMotoGPにおける重要な部分で、それが無ければ死んだも同然だ」
今週末には再びレッドブルリンクでのレースが行なわれるが、エスパルガロはスティリアGPから改善するために、集中して取り組み続けたいとチームのプレスリリースに語っている。
「2回目の(レッドブルリンクでの)週末に向け、改善することが必要だ。前回は本当に厳しいレースだったから、僕らは状況を改善するために何か新しいことをする必要がある」
「この(レプソルの)色を纏っているときに起こるべきモノではないんだ。リヤグリップを改善することができれば、戦いながら前進できると思う。今重要なことは、集中して取り組み続けることだ」
Read Also:
- 大量のトラックリミット違反が検知されたスティリアGP受けクラッチローが苦言「レッドブルリンクは最低なコース」
- MotoGP、レース中の“装備不備”にメッセージを通知へ。クアルタラロ『ツナギ全開』問題受け
- アレイシ・エスパルガロがレーススチュワードに怒る「彼らがいる意味はない」
- 今季苦戦続くホンダMotoGP……エスパルガロは夏休み明けに“大量新パーツ”を希望
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 MotoGP、レース中の“装備不備”にメッセージを通知へ。クアルタラロ『ツナギ全開』問題受け
次の記事 マルティン勝利の影に、ドゥカティのたゆまぬ技術開発。今度のターゲットは“ホイールリム”
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Lewis Duncan

ジョアン・ミル「パフォーマンス面で今年一番難しい日だった」ドイツGP初日全く良いトコなし
MotoGP
MotoGP
ドイツGP
2024/07/06
ジョアン・ミル「パフォーマンス面で今年一番難しい日だった」ドイツGP初日全く良いトコなし

転倒続出ドイツGP、要因は特異なレイアウトとタイヤ・気温。「すぐフロントタイヤの温度が下がってしまう」
MotoGP
MotoGP
ドイツGP
2024/07/06
転倒続出ドイツGP、要因は特異なレイアウトとタイヤ・気温。「すぐフロントタイヤの温度が下がってしまう」

クアルタラロ、来季プラマック・ヤマハのライダーにディ・ジャンアントニオをプッシュ「彼のようなライダーが必要」
MotoGP
MotoGP
ドイツGP
2024/07/06
クアルタラロ、来季プラマック・ヤマハのライダーにディ・ジャンアントニオをプッシュ「彼のようなライダーが必要」
最新ニュース

好調だったはずのマクラーレンはなぜ4番手チームに成り下がったのか。「状況が一変した。データに異常もないのに」とステラ代表
F1
F1 F1
バーレーンGP
1 時間前
好調だったはずのマクラーレンはなぜ4番手チームに成り下がったのか。「状況が一変した。データに異常もないのに」とステラ代表

ラッセル痛恨……シンガポールGPグリッド降格決定で逆転タイトルに暗雲。ウルフ代表認める「残念だが」
F1
F1 F1
バーレーンGP
1 時間前
ラッセル痛恨……シンガポールGPグリッド降格決定で逆転タイトルに暗雲。ウルフ代表認める「残念だが」

日本から世界に挑戦……宮田莉朋、中村仁の2026年の評価をトヨタ加地ディレクターに訊く
F1
F1 F1 3 時間前
日本から世界に挑戦……宮田莉朋、中村仁の2026年の評価をトヨタ加地ディレクターに訊く

アロンソ、ダカールラリーへの再挑戦が2027年にも実現か? プロドライブから参戦の噂
Dakar
DAKR Dakar 4 時間前
アロンソ、ダカールラリーへの再挑戦が2027年にも実現か? プロドライブから参戦の噂
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録