エスパルガロ弟「ドイツ戦に向け使えそうなモノが見つかった」ホンダ勢復活の糸口に?
レプソル・ホンダのポル・エスパルガロはMotoGPカタルニアテストにおいて、問題解決の糸口を見つけたと語った。
Pol Espargaro, Repsol Honda Team
Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP2021年シーズンにレプソル・ホンダへ移籍したポル・エスパルガロ。これまでの7レースでは苦戦が続いているが、カタルニアGP後に行なわれた公式テストで、問題解決の糸口を掴んだようだ。
エスパルガロはホンダ移籍から7戦を終えて、29ポイントを獲得。ベストリザルトは8位と、彼が移籍前に掲げていた野心的な目標には届いておらず、苦戦する状況が続いている。
第7戦カタルニアGP終了後の6月7日には、MotoGP公式テストが開催された。テストが削減されつつある昨今では、エスパルガロにとって貴重な走行機会であり、彼は72周を走り込んで6番手タイムを記録した。
「すごくやることがあって、とても忙しい1日だった」と、エスパルガロは振り返る。
「テストしなきゃいけないたくさんの事があった。問題を特定して解決策を見つけようとしていたんだ。とても多くのテストを1日でやるのは結構混乱するけど、僕らは結論を導いた。次のレースでどうなるかを見てみよう」
「(第8戦ドイツGPの)ザクセンリンクで使えそうなモノも見つけた。ただ実際に始まってタイヤと路面を見てみるまでは、ここでうまく機能したモノが、あっちでもうまくいくかは分からない」
ホンダの苦戦はエースライダーのマルク・マルケスが2020年シーズンを欠場した時から始まり、今では“21戦連続未勝利”という嬉しくない記録を刻んでしまっているため、それを終わらせるために全力で取り組んでいる。
「全てのコンポーネントをテストするために20周くらい走った。どのコンポーネントに最も問題があるのか、それを確認するためだ」
「カタルニアGPの週末に使っていたバイクに集中していた。僕らは今のバイクに多くの問題を抱えていて、将来について考える前に改善が必要なんだ」
「今ある問題を解決することができれば、今後のバイクはより良く、速くなるだろう。(テストは)良いフィーリングで終わったよ」
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